ONTAP tools for VMware vSphere 9.12
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ONTAP ToolsのVMware Cloud Foundation導入モード
ONTAP Tools for VMware vSphereは、VMware Cloud Foundation(VCF)環境に導入できます。VCFを導入する主な目的は、クラウド環境でONTAP Toolsを使用し、vCenter Serverなしでコンテナを作成することです。
VCFモードでは、vCenter Serverがなくてもストレージ用のコンテナを作成できます。ONTAP ToolsをVCFモードで導入すると、VASA Providerがデフォルトで有効になります。導入が完了したら、REST APIを使用してストレージ システムを追加し、コンテナを作成できます。API呼び出しを認証するappliance-api-tokenを生成するための新しいAPIが導入されています。既存のAPIがいくつか変更され、appliance-api-tokenヘッダーが含まれるようになりました。ONTAP Tools 9.12のリリースでは、Swaggerで1.0 APIがサポートされません。これまで1.0に含まれていたポインタは、2.0または3.0 APIに移行されます。
VCF導入モードで使用できるAPIは以下のとおりです。
API |
HTTPメソッド |
新規/変更済み |
セクション ヘッダー |
/2.0/admin/containers |
GET |
新規 |
Container |
/2.0/admin/containers |
POST |
新規 |
Container |
/2.0/vcf/user/login |
POST |
新規 |
User Authentication |
/3.0/storage/clusters |
GET |
変更 |
Storage Systems |
/3.0/storage/clusters |
POST |
変更 |
Storage Systems |
/2.0/storage/clusters/discover |
POST |
変更 |
Storage Systems |
/2.0/storage/capability-profiles |
GET |
変更 |
Storage Capability Profile |
/2.0/tasks/{id} |
GET |
変更 |
Task |
vVolデータストアは、VCF導入モードでのみ使用できます。コンテナを作成するには、VCF導入用にカスタマイズされたREST APIを使用する必要があります。REST APIには、導入の完了後にSwaggerインターフェイスからアクセスできます。VCFモードでコンテナを作成する場合は、Storage VM、アグリゲート、ボリュームの名前を指定する必要があります。これらのリソース用のONTAP Tools GET APIは更新されていないため、ONTAP APIを使用して詳細を取得する必要があります。
ストレージ オブジェクト |
API |
Storage VM |
api/svm/svms |
Aggregate |
storage/aggregates |
Volume |
storage/volumes |
コンテナ作成APIの実行中に、コンテナに既存のボリュームを追加できます。ただし、既存のボリュームの圧縮と重複排除の値がコンテナのストレージ機能と一致していることを確認する必要があります。値が一致しないと、仮想マシンの作成に失敗します。次の表は、対応するストレージ機能プロファイル用に、既存のボリュームに設定されている必要がある値を示しています。
ONTAP PATCH APIを使用して適切な値を設定できます。
https://<machine_IP>/api/storage/volumes/{uuid}
ONTAP ToolsのVCF導入では、コンテナ作成ワークフローのみを実行できます。データストアのプロビジョニング、ストレージ機能プロファイルの作成、ディザスタ リカバリーなど、その他のワークフローを使用する場合は、Swaggerページを使用してONTAP ToolsをvCenter Serverに登録する必要があります。ONTAP Tools 9.12以降では、SwaggerページからvCenterへのONTAP Toolsの登録が行われます。VCFモードでのONTAP Toolsには、プラグインを登録するまでディザスタ リカバリー用にSRAを設定できないという制限があります。VCFモードを使用せずにONTAP Toolsを導入すると、登録が自動的に行われます。
Register.htmlは、ONTAP Toolsの今後のリリースで削除される予定です。 |