ONTAP tools for VMware vSphere 9.13
アレイ マネージャを使用したSRAの設定
Site Recovery Manager(SRM)のArray Managerウィザードを使用してStorage Replication Adapter(SRA)を設定し、SRMとStorage Virtual Machine(SVM)が連携できるようにすることができます。
要件
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SRMで保護対象サイトとリカバリー サイトをペアリングしておく必要があります。
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アレイ マネージャを設定する前に、ストレージを設定しておく必要があります。
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保護対象サイトとリカバリー サイト間のSnapMirror関係を設定およびレプリケートしておく必要があります。
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マルチテナンシーを有効にするには、SVM管理LIFを有効にしておく必要があります。
SRAでは、クラスタレベルの管理とSVMレベルの管理がサポートされます。クラスタレベルでストレージを追加する場合は、クラスタ内のすべてのSVMを検出し、それらに対して処理を実行できます。SVMレベルでストレージを追加する場合は、特定のSVMだけを管理できます。
VMwareでは、SRMに対してNFS4.1プロトコルがサポートされません。 |
手順
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SRMで、[Array Managers]をクリックし、[Add Array Manager]をクリックします。
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次の情報を入力して、SRMでアレイを指定します。
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[Display Name]フィールドに、アレイ マネージャを識別する名前を入力します。
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[SRA Type]フィールドで、[Storage Replication Adapter for ONTAP]を選択します。
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クラスタまたはSVMへの接続情報を入力します。
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クラスタに接続する場合は、クラスタ管理LIFを入力する必要があります。
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SVMに直接接続する場合は、SVM管理LIFのIPアドレスを入力する必要があります。
アレイ マネージャを設定する際には、Virtual Storage Consoleの[Sストレージ システム]メニューでストレージ システムを追加したときと同じ接続とクレデンシャルを使用する必要があります。たとえば、アレイ マネージャの設定対象がSVMである場合、ONTAP Tools下のストレージはSVMレベルで追加する必要があります。
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クラスタに接続する場合は、[SVM name]フィールドにSVMの名前を入力します。
このフィールドは空白のままにすることもできます。
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[Volume include list]フィールドで、検出するボリュームを入力します。
保護対象サイト側のソース ボリューム、およびリカバリー サイト側のレプリケートされたデスティネーション ボリュームを入力できます。ボリューム名は完全な名前でもその一部でも構いません。
たとえば、ボリュームdst_vol1とSnapMirror関係にあるボリュームsrc_vol1を検出する場合は、保護対象サイトのフィールドでsrc_vol1を指定し、リカバリー サイトのフィールドでdst_vol1を指定する必要があります。
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(オプション)[Volume exclude list]フィールドで、検出対象から除外するボリュームを入力します。
保護対象サイト側のソース ボリューム、およびリカバリー サイト側のレプリケートされたデスティネーション ボリュームを入力できます。ボリューム名は完全な名前でもその一部でも構いません。
たとえば、ボリュームdst_vol1とSnapMirror関係にあるボリュームsrc_vol1を除外する場合は、保護対象サイトのフィールドでsrc_vol1を指定し、リカバリー サイトのフィールドでdst_vol1を指定する必要があります。
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(オプション)[Username]フィールドにクラスタレベルのアカウントまたはSVMレベルのアカウントのユーザー名を入力します。
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[Password]フィールドにユーザー アカウントのパスワードを入力します。
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[Next]をクリックします。
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アレイが検出され、[Add Array Manager]ウィンドウの下部に表示されていることを確認します。
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[Finish]をクリックします。
該当するSVMの管理IPアドレスとクレデンシャルを使用して、リカバリー サイトでも同じ手順を実行します。Add Array Managerウィザードの[Enable Array Pairs]画面で、正しいアレイ ペアが選択されていて、有効化できる状態になっていることを確認します。