本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。
ONTAP tools for VMware vSphere 9.13
既存のデータストア向けにvVolレプリケーションを設定する
vVolレプリケーション機能が強化され、SRMのセットアップ前に作成された既存の仮想マシン向けのvVolレプリケーションが可能になりました。これにより、既存の仮想マシンをリカバリーしたり、リカバリー サイトで保護したりできます。
要件
-
クラスタとSVMがピアリングされている。
-
データストアとFlexVolがソース サイトとターゲット サイトに作成されている。
-
ソース サイトとターゲット サイトのストレージ機能プロファイルが同じである。
-
FlexVolに同じSnapMirrorスケジュールが設定されている。
-
vVolレプリケーションが有効になっている。
既存のデータストアにレプリケーション グループが作成されていない。
手順
-
Swaggerインターフェイスにアクセスします。
-
REST APIを実行して、既存のデータストアのレプリケーション グループを設定します。
API：/3.0/admin/{datastore}/replication-groups
-
データストアの作成に使用したストレージ機能プロファイルを使用して、既存のvVolデータストア用のVMストレージ ポリシーを作成します。
使用可能なリストから、レプリケーション ポリシー、レプリケーション スケジュール、および互換性があるデータストアを追加します。
| ONTAP System Managerを使用してFlexVolを保護し、ストレージ機能プロファイルのQoSポリシーが[None]である場合は、ディザスタ リカバリーが成功するように[Enforce Performance Limit]オプションをオフにしてください。 |
-
保護されていない仮想マシンにアクセスし、VMストレージ ポリシーを編集します。
-
VMストレージ ポリシーとデータストアを選択します。
-
保護されていない仮想マシンにレプリケーション グループを追加します。
NOTE:
-
既存のデータストアのレプリケーションが有効になるように仮想マシンを設定する場合は、FlexVolにConfig-vVolが存在することを確認してください。
-
既存の仮想マシンのvVolが複数のデータストアに分散している場合は、レプリケーションを有効にする前に、vMotionを使用してその仮想マシンのすべてのvVolを単一のデータストアに移動する必要があります。
