ONTAP tools for VMware vSphere 9.12

HTML版のドキュメントが最新版です。 to English version

SRMアプライアンスでのSRAの設定

SRMアプライアンスを導入したら、SRMアプライアンスにSRAを設定する必要があります。SRAを正しく設定すると、ディザスタ リカバリー管理のためにSRMアプライアンスがSRAと通信できるようになります。SRMアプライアンスとSRAの間の通信を有効にするためには、ONTAP Toolsのクレデンシャル(IPアドレスと管理者パスワード)をSRMアプライアンスに保存する必要があります。

要件

富士通ダウンロードサイトからtar.gzファイルをダウンロードしておく必要があります。

タスク概要

SRMアプライアンスでSRAを設定すると、SRAクレデンシャルがSRMアプライアンスに保存されます。

手順

  1. SRMアプライアンスの画面で、[Storage Replication Adapter] > [New Adapter]をクリックします。

  2. SRMに.tar.gzファイルをアップロードします。

  3. アダプターを再スキャンして、SRMの[Storage Replication Adapters]ページで詳細が更新されたことを確認します。

  4. puttyを使用して、管理者アカウントでSRMアプライアンスにログインします。

  5. 次のコマンドを使用してrootユーザーに切り替えます。su root

  6. cd /var/log/vmware/srmコマンドを実行してログ ディレクトリーに移動します。

  7. ログの場所でdocker ps -lコマンドを入力して、SRAで使用するDocker IDを取得します。

  8. docker exec -it -u srm <container id> shコマンドを入力してコンテナIDにログインします。

  9. perl command.pl -I <otv-IP> administrator <otv-password>コマンドを使用して、SRMにONTAP ToolsのIPアドレスとパスワードを設定します。

    ストレージ クレデンシャルが保存されたことを示すメッセージが表示されます。以降SRAは、指定されたIPアドレス、ポート、およびクレデンシャルを使用してSRAサーバーと通信できます。

Top of Page