エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

ONTAP tools for VMware vSphere 9.13

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大規模環境向けのStorage Replication Adapterの設定

大規模な環境で最適なパフォーマンスを実現するには、Storage Replication Adapter(SRA)の推奨設定に従ってストレージのタイムアウト間隔を設定する必要があります。

ストレージ プロバイダーの設定

大規模な環境では、SRMで次のタイムアウト値を設定する必要があります。

詳細設定

タイムアウト値

StorageProvider.resignatureTimeout

値を900秒から12000秒に引き上げます。

storageProvider.hostRescanDelaySec

60

storageProvider.hostRescanRepeatCnt

20

storageProvider.hostRescanTimeoutSec

大きい値を設定します(例:99999)

また、StorageProvider.autoResignatureModeオプションを有効にする必要があります。

ストレージ プロバイダーの設定を変更する方法の詳細については、VMwareのドキュメントを参照してください。

ストレージ設定

大規模な環境では、storage.commandTimeoutstorage.maxConcurrentCommandCntのタイムアウト間隔の値を99,999秒に設定する必要があります。

このタイムアウト間隔は最大値です。最大タイムアウトに達することはありません。ほとんどのコマンドは、設定された最大タイムアウト間隔以内に終了します。

さらに、SRAが単一の処理を実行する最大時間をvvol.propertiesファイルでofftap.operation.timeout.period.seconds=86400と設定する必要があります。

詳細については、SANプロバイダーの設定の変更に関するVMwareのドキュメントを参照してください。

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