ONTAP tools for VMware vSphere 9.13
大規模環境向けのStorage Replication Adapterの設定
大規模な環境で最適なパフォーマンスを実現するには、Storage Replication Adapter(SRA)の推奨設定に従ってストレージのタイムアウト間隔を設定する必要があります。
ストレージ プロバイダーの設定
大規模な環境では、SRMで次のタイムアウト値を設定する必要があります。
詳細設定 |
タイムアウト値 |
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値を900秒から12000秒に引き上げます。 |
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60 |
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20 |
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大きい値を設定します(例:99999) |
また、StorageProvider.autoResignatureMode
オプションを有効にする必要があります。
ストレージ プロバイダーの設定を変更する方法の詳細については、VMwareのドキュメントを参照してください。
ストレージ設定
大規模な環境では、storage.commandTimeout
とstorage.maxConcurrentCommandCnt
のタイムアウト間隔の値を99,999秒に設定する必要があります。
このタイムアウト間隔は最大値です。最大タイムアウトに達することはありません。ほとんどのコマンドは、設定された最大タイムアウト間隔以内に終了します。 |
さらに、SRAが単一の処理を実行する最大時間をvvol.propertiesファイルでofftap.operation.timeout.period.seconds=86400と設定する必要があります。
詳細については、SANプロバイダーの設定の変更に関するVMwareのドキュメントを参照してください。