SANtricity 11.8 Commands

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ストレージ システムのDBMデータベースのロード

load storageArray dbmDatabase コマンドは、ファイルまたはキャッシュからイメージを取得することによって、データベース管理(DBM)データベース イメージをリストアします。

対応シリーズ

このコマンドは、すべてのSMcliパッケージがインストールされていれば、HB2100/HB2200/HB2300、HB5100/HB5200、AB6100、AB3100を含むあらゆるストレージ システムに適用されます。

ロール

このコマンドをHB2100/HB2200/HB2300、HB5100/HB5200、AB6100、またはAB3100のストレージ システムに対して実行するには、Security Adminロールが必要です。

コンテキスト

このコマンドは、save storageArray dbmDatabase コマンドを使用してデータベース イメージがキャプチャーされたときの正確な構成にストレージ システムのDBMデータベースをリストアします。ファイル内のデータにはRAID構成、ボリューム グループ、およびディスク プールのデータが含まれています。

このコマンドと file オプションを使用する前に、バリデータの文字列(セキュリティ コード)を富士通のサポートから取得しておく必要があります。バリデータを取得するには、save storageArray dbmValidatorInfo コマンドを使用して、バリデータ情報を含むXMLファイルを生成します。富士通のサポートでは、このXMLファイルを使用して、このコマンドに必要なバリデータ文字列を生成します。

構文

load storageArray dbmDatabase
((file="filename" validator="validatorValue") | sourceLocation=onboard)
[controller [(a|b)]]
[contentType= all]

パラメーター

パラメーター 説明

file

アップロードするDBMデータベースのファイル パスとファイル名。ファイル名は二重引用符(" ")で囲みます。次に例を示します。

file="C:\Array Backups\DBMbackup_03302010.dbm" ファイル拡張子は自動で付加されません。ファイル名にはファイル拡張子を指定する必要があります。

validator

ストレージ システムを既存の構成にリストアするために必要な英数字のセキュリティ コード。

富士通のサポートからバリデータを取得する必要があります。バリデータを取得するには、save storageArray dbmValidatorInfo コマンドを実行して、必要な検証情報のXMLファイルを生成します。検証情報のXMLファイルを生成したら、富士通のサポートに問い合わせてバリデータを取得します。

バリデータは二重引用符(" ")で囲みます。

sourceLocation

このパラメーターは、バックアップ データベースの情報を取得する場所を指定します。このパラメーターは一貫性を確保するために使用する必要がありますが、指定できる値は onboard のみです。

controller

このパラメーターは、データの取得元である専用のコントローラーを指定します。コントローラーの識別子は角かっこ([ ])で囲みます。controller パラメーターを指定しない場合は、もう一方のコントローラーからデータが取得される可能性があります。

有効なコントローラー識別子は、a または b で、a はスロットAのコントローラー、b はスロットBのコントローラーです。

contentType

このパラメーターは、取得するデータのコンテンツ タイプを指定します。

デフォルトではこのパラメーターは all に設定され、ディスク プール構成データを含むすべてのデータが取得されます。

データベース イメージのサイズによっては、データベースのリストアに30分ほどかかる場合があります。データベース イメージをロードするためのすべての操作がコントローラーで完了するまで、ホスト ソフトウェアには最適状態のコントローラーが表示されません。

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