エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

SANtricity 11.8 Commands ( CA08871-194 ~ 196 )

Windows PowerShellでのCLIコマンドの表記規則

Windows PowerShellは、コマンドライン ツールへのアクセスを提供する、対話型のスクリプティング シェルです。Windows PowerShellはWindowsコマンド プロンプトを改良したものであり、一連のコマンドとスクリプト機能が強化されています。CLIコマンドおよびスクリプト コマンドはすべてWindows PowerShellで実行できます。ただし、Windows PowerShellには独自の表記要件がいくつかあります。要件は次のとおりです。

  • SMcliコマンドはすべてピリオドとスラッシュ(./)で開始

  • SMcliのラッパーは.exe拡張子を持つ実行可能コマンド(SMcli.exe)として識別

  • スクリプト コマンドは単一引用符(' ')で囲む

  • 名前、ファイル パス、または値の一部である二重引用符の前にはバックスラッシュが必要(\")

次の例は、Windows PowerShellでストレージ システム名を作成するCLIコマンドを示しています。スクリプト コマンドの区切り文字として単一引用符が使用されていることと、コマンド構文で userLabel として識別されているストレージ システム名の前後にバックスラッシュと二重引用符があることを確認してください。

PS C:\...\StorageManager\client> ./SMcli.exe 123.45.67.88 123.45.67.89
-c ’set storageArray userLabel=\"Engineering\";’

次の例は、Windows PowerShellでプレミアム機能を有効にするCLIコマンドを示しています。プレミアム機能キーのファイル パスの前にバックスラッシュと二重引用符が使用されていることを確認してください。

PS C:\...\StorageManager\client> ./SMcli.exe 123.45.67.88 123.45.67.89
-c ’enable storageArray feature file=\"C:\licenseKey.bin\";’

上記の例では、大文字と小文字の両方が使用されています。これは、コマンドの表記方法を明確に示すためです。Windows PowerShellでは大文字と小文字が区別されないため、どちらを使用しても構いません。

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