エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

SANtricity 11.8 Commands ( CA08871-194 ~ 196 )

CLIコマンドの表記規則

Windows、Linux、Solarisのいずれかのオペレーティング システムでCLIコマンドおよびスクリプト コマンドを実行する場合は、名前またはラベルの一部として使用されている二重引用符(" ")に特別な考慮が必要です。

二重引用符(" ")が名前や値の一部である場合は、各二重引用符の前にバックスラッシュ(\)を挿入する必要があります。

次に例を示します。

-c "set storageArray userLabel=\"Engineering\";"

この例では、「"Engineering"」がストレージ システム名です。

2つ目の例は次のとおりです。

-n \"My\"_Array

この例では、「"My"_Array」がストレージ システムの名前です。

二重引用符(" ")を、スクリプト コマンド内で文字列(文字列リテラルともいう)の一部として使用することはできません。たとえば、次の文字列を入力してストレージ システム名を「"Finance" Array」に設定することはできません。

-c "set storageArray userLabel=\"\"Finance\"Array\";"

Windowsオペレーティング システムでは、名前の前後に二重引用符(" ")を使用しない場合は、特殊なスクリプト文字の前にそれぞれキャレット(^)を挿入する必要があります。特殊文字とは、^、 | 、<、>です。

ターミナル -n-o-f、および -p とともに使用する場合は、特殊なスクリプト文字の前にそれぞれキャレットを挿入します。たとえば、ストレージ システム「CLI>CLIENT」を指定するには、次の文字列を入力します。

-n CLI^>CLIENT

スクリプト コマンドの文字列リテラルで使用する場合は、特殊なスクリプト文字の前にそれぞれキャレット(^)を1つずつ挿入します。たとえば、ストレージ システムの名前を「FINANCE_|_PAYROLL」に変更するには、次の文字列を入力します。

-c "set storageArray userLabel=\"FINANCE_^|_PAYROLL\";"

Windows OSを使用する環境でSMcliコマンドをコマンド プロンプトから実行する場合、入力ファイルまたは出力ファイルのファイル パス名にエスケープ文字としてバックスラッシュ(\)文字を追加する必要があります。-uオプションでロールベースのアクセス管理ユーザーを指定し、SMcliをセキュアーなHTTPSモードで使用する場合、バックスラッシュ(\)を追加する必要があります。

C:\\dir\\subdir\\filename

本トピックの構成


CLIコマンドの表記規則

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