エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

SANtricity 11.8 Commands ( CA08871-194 ~ 196 )

syslogの設定

set syslog コマンドは、syslogアラート情報を設定します。アラート対象のイベントが発生するたびにsyslogサーバーにアラートを送信するように、イベント モニタを設定できます。

対応シリーズ

このコマンドは、HB2100/HB2200/HB2300、HB5100/HB5200、AB6100、またはAB3100の個々のストレージ システムに適用されます。

ロール

このコマンドをHB2100/HB2200/HB2300、HB5100/HB5200、AB6100、またはAB3100のストレージ システムに対して実行するには、Storage Adminロールが必要です。

コンテキスト

  • syslogサーバーのアドレスを確認しておく必要があります。このアドレスは、完全修飾ドメイン名、IPv4アドレス、またはIPv6アドレスのいずれかで指定できます。

  • syslogサーバーのUDPポート番号を確認しておく必要があります。通常は514です。

構文

set syslog [defaultFacility=facilityNumber]
| [defaultTag=defaultTag]
| [syslogFormat=rfc3164|rfc5424]
| (serverAddresses=(serverAddress:portNumber ... serverAddress:portNumber)
| addServerAddresses=(serverAddress:portNumber ... serverAddress:portNumber))

パラメーター

パラメーター 説明

defaultFacility

任意。デフォルトのファシリティ番号を指定できます。デフォルトのファシリティは、0~23の数値で指定します。

defaultTag

任意。デフォルトのタグを指定できます。文字列は引用符で囲みます。

syslogFormat

syslogメッセージに使用するメッセージ形式。次のいずれかの値を指定できます。

  • rfc3164 - RFC 3164準拠の形式

  • rfc5424 - RFC 5424準拠の形式

serverAddresses

1つ以上のsyslogサーバー アドレスを、関連付けられているポート番号とともに設定できます。この設定オプションを使用すると、既存のサーバー アドレスが消去されます。syslogサーバーのアドレスには、完全修飾ドメイン名、IPv4アドレス、またはIPv6アドレスを使用できます。UDPポートは、0~65535の数値で指定します。通常は、syslogのUDPポートは514です。すべてのアドレスをかっこで囲みます。複数のアドレスを入力する場合は、スペースで区切って入力します。

addServerAddresses

1つ以上のsyslogサーバー アドレスを、関連付けられているポート番号とともに追加できます。この設定オプションを使用しても、既存のサーバー アドレスは消去されません。syslogサーバーのアドレスには、完全修飾ドメイン名、IPv4アドレス、またはIPv6アドレスを使用できます。UDPポートは、0~65535の数値で指定します。通常は、syslogのUDPポートは514です。すべてのアドレスをかっこで囲みます。複数のアドレスを入力する場合は、スペースで区切って入力します。

SMcli -n Array1 -c "set syslog serverAddresses=("ICTM1402S02H2.company.com:22");"

SMcli -n Array1 -c "set syslog addServerAddresses=("serverName1.company.com:514"
"serverName2.company.com:514");"

SMcli completed successfully.

最小ファームウェア レベル

11.70.1で、syslogメッセージの形式を指定する syslogFormat パラメーターが追加されました。

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