SANtricity 11.8 Commands

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ファームウェアの互換性レベル

スクリプト コマンドとコマンド パラメーターは、すべてのバージョンのコントローラー ファームウェアで実行されるわけではありません。以降のセクションのスクリプト コマンドでは、スクリプト コマンドを実行可能な最小ファームウェア レベルを記載します。各スクリプト コマンドに対して、"最小ファームウェア レベル"の下にファームウェア レベルを記載します。以下に、ファームウェアのレベルに関する情報の解釈方法を説明します。

  • スクリプト コマンドにコントローラー ファームウェアの最小レベルがリストされていない場合、そのスクリプト コマンドと、スクリプト コマンドに関連付けられているすべてのパラメーターは、どのレベルのコントローラー ファームウェアでも実行できます。

  • コントローラー ファームウェアの番号に説明情報がない場合、コントローラー ファームウェアのレベルは、スクリプト コマンド全体と、そのスクリプト コマンドのすべてのパラメーターに適用されます。

  • 特定のパラメーターに関連付けられているコントローラー ファームウェアの番号は、そのパラメーターを実行できるコントローラー ファームウェアの最小レベルを示します。

コントローラー ファームウェアの最小レベルは、コマンドをリリースするソフトウェアによるサポート、および用法を判別するすべてのストレージ管理ソフトウェアによるサポートを示します。CLIのサポート機能は、使用しているハードウェアによって異なります。サポートされていないコマンドを入力すると、エラー メッセージが表示されます。

ファームウェアの互換性レベルの例

create hostGroup コマンドには次のセクションがあります。
最小ファームウェアレベル
11.60
このレベルは、スクリプトコマンド全体がコントローラー ファームウェア バージョン11.60以上で実行されることを示します。

create ssdCache コマンドには次のセクションがあります。
最小ファームウェアレベル
11.60
これらの表記は、scriptコマンドと securityType を除くすべてのパラメータが、コントローラー ファームウェア バージョン11.60以上で動作することを示します。

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