エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

SANtricity 11.8 Commands ( CA08871-194 ~ 196 )

スクリプト コマンドの概要

スクリプト コマンドはストレージ システムのさまざまな要素(ホスト トポロジー、ドライブ構成、コントローラー構成、ボリューム定義、ボリューム グループ定義など)の定義および管理に使用できるため、コマンドはかなりの数になります。ただし、これらのコマンドは複数のカテゴリーに分類され、このカテゴリーはストレージ システムの設定や管理のためにコマンドを適用する際に再利用されます。次の表は、スクリプト コマンドの一般的な形式と各コマンドの定義を示しています。

構文 説明
accept object
{statement-data}

保留中の処理を実行します。

activate object
{statement-data}

処理を実行できるように環境をセットアップするか、環境がすでに正しくセットアップされている場合は処理を実行します。

autoConfigure storageArray
{statement-data}

コマンドで指定されるパラメーターに基づいて設定を自動的に作成します。

check object
{statement-data}

オブジェクトのエラーについて報告する処理(同期処理)を開始します。

clear object
{statement-data}

オブジェクトの一部の属性の内容を破棄します。この処理はシステムの停止を伴い、元に戻すことはできません。

create object
{statement-data}

指定したタイプのオブジェクトを作成します。

deactivate object
{statement-data}

処理のために環境を削除します。

delete object

以前に作成したオブジェクトを削除します。

diagnose object
{statement-data}

テストを実行して結果を表示します。

disable object {statement-data}

機能を無効にします。

download object
{statement-data}

データをストレージ システムまたはストレージ システムに関連付けられたハードウェアに転送します。

enable object
{statement-data}

機能を有効にします。

load object
{statement-data}

データをストレージ システムまたはストレージ システムに関連付けられたハードウェアに転送します。このコマンドの機能は download コマンドと同じです。

recopy object
{statement-data}

既存のボリューム コピー ペアを使用してボリューム コピー処理を再開します。処理を再開する前にパラメーターを変更できます。

recover object
{statement-data}

保存された構成データとステートメント パラメーターからオブジェクトを再作成します(このコマンドは create コマンドと似ています)。

remove object
{statement-data}

オブジェクト間の関係を削除します。

repair object
{statement-data}

check コマンドで検出されたエラーを修復します。

replace object
{statement-data}

指定されたオブジェクトでストレージ システム内の既存のオブジェクトを置き換えます。

reset object
{statement-data}

ハードウェアまたはオブジェクトを初期状態に戻します。

resume object

中断した処理を開始します。処理は中断された地点から開始されます。

revive object

失敗状態のオブジェクトを強制的に最適状態に設定します。このコマンドは、エラー リカバリー手順でのみ使用してください。

save object
{statement-data}

オブジェクトに関する情報をファイルに書き込みます。

set object
{statement-data}

オブジェクトの属性を変更します。すべての変更はコマンドが戻った時点で完了します。

show object
{statement-data}

オブジェクトに関する情報を表示します。

start object
{statement-data}

非同期処理を開始します。一部の処理は、開始後に停止できます。一部の処理は進捗状況を照会できます。

stop object
{statement-data}

非同期処理を停止します。

suspend object
{statement-data}

処理を停止します。その後、中断した処理を再開でき、中断された地点から処理が続行されます。

validate object
{statement-data}

セキュリティ キーを検証します。

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