エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

SANtricity 11.8 Commands ( CA08871-194 ~ 196 )

SNMPv3 USMユーザーの更新

set snmpUser userName コマンドは、既存のSimple Network Management Protocol(SNMP)USMユーザーを更新します。指定した名前のユーザーが1人だけの場合は、変更するUSMユーザーはユーザー名で識別されます。ユーザー名が同じでエンジンIDが異なるユーザーが複数存在する場合は、ユーザー名とエンジンIDでユーザーが識別されます。

対応シリーズ

このコマンドは、HB2100/HB2200/HB2300、HB5100/HB5200、AB6100、またはAB3100の個々のストレージ システムに適用されます。

ロール

このコマンドをHB2100/HB2200/HB2300、HB5100/HB5200、AB6100、またはAB3100のストレージ システムに対して実行するには、Storage AdminまたはSupport Adminロールが必要です。

構文

set snmpUser userName="snmpUserName" [engineId=(local | engineId)]
[newUserName="newSnmpUserName"] [newEngineId=(local | engineId)]
[authProtocol=(none | sha | sha256 | sha512) authPassword="authPassword"]
[privProtocol=(none | aes128) privPassword="privPassword"]

パラメーター

パラメーター 説明

userName

更新するSNMP USMユーザーの名前。SNMP USMユーザー名は二重引用符(" ")で囲みます。

engineId

更新するSNMP USMユーザーのエンジンID。エンジンIDは、同じユーザー名のUSMユーザーが複数存在する場合に必要です。ローカルのSNMPエージェントを指定する場合は local を、リモートのSNMPエージェントを指定する場合はエンジンIDを16進文字列で指定します。

newSnmpUserName

SNMPユーザーに付ける新しい名前。SNMPユーザー名は二重引用符(" ")で囲みます。デフォルト値は、ユーザーに対してすでに定義されているユーザー名です。

newEngineId

ユーザーに対して権限のあるSNMPエンジンの識別子として使用する新しいエンジンID。ローカルのSNMPエージェントを指定する場合は"[.code]local"を、リモートのSNMPエージェントを指定する場合はエンジンIDを16進文字列で指定します。デフォルト値は、ユーザーに対してすでに定義されているエンジンIDです。

authProtocol

ユーザーに使用する認証プロトコル(HMAC)。次のいずれかの値を指定できます。

  • none - SNMPメッセージの認証なし(デフォルト)

  • sha - SHA-1認証

  • sha256 - SHA-256認証

  • sha512 - SHA-512認証

デフォルト値は、ユーザーに対してすでに定義されている認証プロトコルです。

authPassword

ユーザーの認証に使用するパスワード。認証プロトコルが shasha256、または sha512 の場合は必須です。

privProtocol

ユーザーに使用するプライバシー プロトコル(暗号化)。次のいずれかの値を指定できます。

  • none - SNMPメッセージの暗号化なし(デフォルト)

  • aes128 - AES-18暗号化

デフォルト値は、ユーザーに対してすでに定義されているプライバシー プロトコルです。

privPassword

ユーザーのプライバシー / 暗号化に使用するパスワード。プライバシー プロトコルが"[.code]`aes128`"の場合は必須です。

最小ファームウェア レベル

8.72

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