SANtricity 11.8 Commands ( CA08871-194 ~ 196 )
サポート バンドルの自動収集のスケジュール設定
SMcli -supportBundle schedule
コマンドは、1つ以上のストレージ システムでサポート バンドルを保存するスケジュールを作成または削除します。システムと構成の情報を富士通のサポートに送信して分析と診断を依頼するには、サポート バンドルに情報を収集します。
このコマンドはSMcliコマンドであり、スクリプト コマンドではありません。このコマンドは、コマンドラインから実行する必要があります。このコマンドは、ストレージ管理ソフトウェア内のスクリプト エディタから実行することはできません。 |
次の2種類のスケジュールを作成できます。
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日次 / 週次 - 新しい構成を監視したり既存の構成をトラブルシューティングしたりするために頻繁にデータを収集する必要がある場合は、このスケジュールを使用します。
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月次 / 年次 – ストレージ システムの長期的な運用を評価するためにデータを収集する場合は、このスケジュールを使用します。
日次 / 週次スケジュールを作成するための構文
SMcli -supportBundle schedule enable (all | storageArrayName) startTime=HH:MM startDate=MM:DD:YYYY endDate=MM:DD:YYYY daysOfWeek=[Sunday Monday Tuesday Wednesday Thursday Friday Saturday] data=pathName
月次 / 年次スケジュールを作成するための構文
SMcli -supportBundle schedule enable (all | storageArrayName) startTime=HH:MM startDate=MM:DD:YYYY endDate=MM:DD:YYYY months=[January February March April May June July August September October November December] weekNumber=(First|Second|Third|Fourth|Last) dayOfWeek=(Sunday|Monday|Tuesday|Wednesday|Thursday|Friday|Saturday)| onDays=[1-31] | data=pathName
スケジュールを削除するための構文
次のコマンドは、ストレージ システムのスケジュールを完全に削除します。サポート バンドル情報の保存を再開するには、新しいスケジュールを作成する必要があります。 |
SMcli -supportBundle schedule disable (all|storageArrayName)
パラメーター
次の表に、日次 / 週次スケジュールのパラメーターを示します。
パラメーター | 説明 | ||
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重大なMELイベントが検出されたときに、サポート バンドルの自動収集を有効にします。このパラメーターを指定すると、一時停止されていたサポート バンドル データの収集が再開されます。新しいスケジュールを作成するとき、または既存のスケジュールを変更するときは、このパラメーターを使用する必要があります。 |
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ホストで検出されたすべてのストレージ システムを対象に収集スケジュールを設定するには、このパラメーターを使用します。 |
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スケジュールを設定する特定のストレージ システムの名前。 |
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サポート バンドルの収集を開始する時刻。時刻の入力形式はHH:MMで、HHは時間、MMは分です。24時間形式を使用します。 デフォルトは「00:00」(午前0時)です。開始時刻を入力せずにサポート バンドルの収集を有効にすると、データの収集は午前0時に実行されます。 |
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サポート バンドル データの収集を開始する日付。日付の入力形式はMM:DD:YYです。 デフォルトは現在の日付です。 |
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サポート バンドル データの収集を停止する日付。日付の入力形式はMM:DD:YYです。 デフォルトは「none」です。 このパラメーターを使用する場合は、開始日より1週間以上先の過去ではない日付を指定する必要があります。 |
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サポート バンドル データを収集する曜日(複数可)。特定の曜日にサポート バンドル データを収集するには、このパラメーターを使用します。次に例を示します。 daysOfWeek=[Tuesday] daysOfWeek=[Monday Wednesday Friday] 曜日は角かっこ([ ])で囲みます。複数の日を入力する場合は、各日をスペースで区切ります。 |
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サポート バンドル データの保存先となるファイル パスとファイル名。次に例を示します。 file="C:\Program Files\CLI\sup\data.txt"
ファイルのパスと名前は二重引用符(" ")で囲みます。 |
次の表に、月次 / 年次スケジュールのパラメーターを示します。
パラメーター | 説明 | ||
---|---|---|---|
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重大なMELイベントが検出されたときに、サポート バンドルの自動収集を有効にします。このパラメーターを指定すると、一時停止されていたサポート バンドル データの収集が再開されます。新しいスケジュールを作成するとき、または既存のスケジュールを変更するときは、このパラメーターを使用する必要があります。 |
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ホストで検出されたすべてのストレージ システムを対象に収集スケジュールを設定するには、このパラメーターを使用します。 |
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スケジュールを設定する特定のストレージ システムの名前。 |
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サポート バンドルの収集を開始する時刻。時刻の入力形式はHH:MMで、HHは時間、MMは分です。24時間形式を使用します。 デフォルトは「00:00」(午前0時)です。開始時刻を入力せずにサポート バンドルの収集を有効にすると、データの収集は午前0時に実行されます。 |
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サポート バンドル データの収集を開始する日付。日付の入力形式はMM:DD:YYです。 デフォルトは現在の日付です。 |
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サポート バンドル データの収集を停止する日付。日付の入力形式はMM:DD:YYです。 デフォルトは「none」です。 |
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サポート バンドル データを収集する月(複数可)。特定の月にサポート バンドル データを収集するには、このパラメーターを使用します。次に例を示します。 months=[June] months=[January April July October] 月は角かっこ([ ])で囲みます。複数の月を入力する場合は、各月をスペースで区切ります。 |
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サポート バンドル データを収集する週。次に例を示します。 weekNumber=first |
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サポート バンドル データを収集する曜日。1つの曜日にのみサポート バンドル データを収集するには、このパラメーターを使用します。次に例を示します。 dayOfWeek=Wednesday |
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サポート バンドル データを収集する月内の特定の日(複数可)。次に例を示します。 onDays=[15] onDays=[7 21] 日は角かっこ([ ])で囲みます。複数の日を入力する場合は、各日をスペースで区切ります。
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サポート バンドル データの保存先となるファイル パスとファイル名。次に例を示します。 file="C:\Program Files\CLI\sup\data.txt"
ファイルのパスと名前は二重引用符(" ")で囲みます。 |
次の表に、スケジュールを削除する場合のパラメーターを示します。
パラメーター | 説明 | ||
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サポート バンドルの自動収集を無効にするとともに、以前に定義されたすべてのスケジュールをただちに削除します。
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ホストで検出されたすべてのストレージ システムを対象に収集スケジュールを設定するには、このパラメーターを使用します。 |
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スケジュールを設定する特定のストレージ システムの名前。 |
注
all
パラメーターを使用してすべてのストレージ システムに共通のスケジュールを設定すると、個々のストレージ システムのスケジュールは削除されます。すべてのストレージ システムに1つのスケジュールが設定されている場合、新たに検出されたストレージ システムにはこのスケジュールが設定されます。すべてのストレージ システムに1つのスケジュールを設定したあとに単一のストレージ システムにスケジュールを設定すると、新たに検出されたストレージ システムにはスケジュールは設定されません。
このコマンドの使用例を次に示します。最初の例では、次の基準を満たす、サポート バンドル データ収集用の日次 / 週次スケジュールを作成します。
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ストレージ システム名はDevKit4
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収集開始時刻は02:00(午前2時)
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開始日は05:01:2013(2013年5月1日)
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毎週月曜日と金曜日にデータを収集
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このスケジュールには終了日がなく、停止するには
SMcli -supportBundle schedule disable
コマンドの実行が必要
SMcli -supportBundle schedule enable DevKit4 startTime=02:00 startDate=05:01:2013 endDate=05:10:2014 daysOfWeek=[Monday Friday]
2番目の例では、次の基準を満たす、サポート バンドル データ収集用の月次 / 年次スケジュールを作成します。
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ストレージ システム名はeng_stor1
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収集開始時刻は04:00(午前4時)
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開始日は05:01:2013(2013年5月1日)
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3月、4月、5月、6月、8月にデータを収集
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各月の1日と21日にデータを収集
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このスケジュールには終了日がなく、停止するには
SMcli -supportBundle schedule disable
コマンドの実行が必要
SMcli -supportBundle schedule enable eng_stor1 startTime=04:00 startDate=05:01:2013 months=[March April May June August] onDays=[1 21]
3番目の例では、次の基準を満たす、サポート バンドル データ収集用の月次 / 年次スケジュールを作成します。
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ストレージ システム名はfirmware_2
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収集開始時刻は22:00(午後10時)
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開始日は05:01:2013(2013年5月1日)
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3月、4月、5月、6月、8月にデータを収集
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各月の1週目の金曜日にデータを収集
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このスケジュールは05:10:2014(2014年5月10日)に終了
SMcli -supportBundle schedule enable firmware_2 startTime=22:00 startDate=05:01:2013 endDate=05:10:2014 months=[March April May June August] weekNumber=First dayOfWeek=Friday