SnapCenter Software 4.9

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SnapCenter Plug-in for SAP HANA Databaseのクレデンシャルの設定

SnapCenterは、クレデンシャルを使用してSnapCenterの処理を実行するユーザーを認証します。SnapCenterプラグインのインストールに使用するクレデンシャルと、データベースやWindowsファイルシステムでのデータ保護処理に使用するクレデンシャルをそれぞれ作成する必要があります。

タスク概要

  • Linuxホスト

    Linuxホストにプラグインをインストールするには、クレデンシャルを設定する必要があります。

    このクレデンシャルは、rootユーザー、またはプラグインをインストールしてプロセスを開始するsudo権限があるroot以外のユーザーに対して設定します。

    ベストプラクティス: Linuxのクレデンシャルは、ホストを導入してプラグインをインストールしたあとに作成することも可能ですが、SVMを追加したあと、ホストの導入とプラグインのインストールを開始する前に作成することを推奨します。

  • Windowsホスト

    プラグインのインストール前にWindowsクレデンシャルを設定する必要があります。

    このクレデンシャルには、管理者権限(リモート ホストに対する管理者権限を含む)を設定する必要があります。

個々のリソース グループのクレデンシャルを設定する場合で、ユーザー名に完全なadmin権限が割り当てられていない場合は、少なくともリソース グループとバックアップの権限を割り当てる必要があります。

手順

  1. 左側のナビゲーション ペインで、[設定]をクリックします。

  2. [設定]ページで、[クレデンシャル]をクリックします。

  3. [新規]をクリックします。

    install runas account
  4. [クレデンシャル]ページで、クレデンシャルの設定に必要な情報を指定します。

    フィールド 操作

    クレデンシャル名

    クレデンシャルの名前を入力します。

    ユーザ名

    認証に使用するユーザー名とパスワードを入力します。

    • ドメイン管理者または管理者グループの任意のメンバー

      ドメイン管理者またはSnapCenterプラグインをインストールするシステムの管理者グループの任意のメンバーを指定します。ユーザー名フィールドの有効な形式は次のとおりです。

      • NetBIOS\UserName

      • Domain FQDN\UserName

    • ローカル管理者(ワークグループの場合のみ)

      ワークグループに属するシステムの場合は、SnapCenterプラグインをインストールするシステムに組み込みのローカル管理者を指定します。ユーザー アカウントに昇格された権限がある場合、またはホスト システムでユーザー アクセス制御機能が無効になっている場合は、ローカル管理者グループに属するローカル ユーザー アカウントを指定できます。ユーザー名フィールドの有効な形式は次のとおりです。UserName

      「<!10」、「10<!」、「`12」などのように、パスワードで二重引用符(")やバッククォート(`)を使用したり、未満記号(<)と感嘆符(!)を組み合わせて使用したりしないでください。

    パスワード

    認証に使用するパスワードを入力します。

    認証モード

    使用する認証モードを選択します。

    sudo 権限を使用する

    root以外のユーザーに対してクレデンシャルを作成する場合は、[Use sudo privileges]チェック ボックスをオンにします。

    Linuxユーザーのみに該当します。
  5. [OK]をクリックします。

クレデンシャルの設定が完了したら、必要に応じて[User and Access]ページでユーザーやユーザー グループにクレデンシャルを割り当てることができます。

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