エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

SnapCenter Software 5 マニュアル ( CA08871-403 )

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ジョブ、スケジュール、イベント、およびログの監視

[モニタ]ページから、ジョブの進捗状況の監視、スケジュールされたジョブに関する情報の取得、イベントやログの確認が可能です。

ジョブの監視

SnapCenterのバックアップ、クローニング、リストア、検証の各ジョブに関する情報を表示できます。このビューは、開始日と終了日、ジョブのタイプ、リソース グループ、ポリシー、またはSnapCenterプラグインでフィルターできます。また、指定したジョブの詳細情報やログ ファイルを取得することもできます。

SnapMirrorやSnapVaultの処理に関連するジョブも監視できます。

SnapCenter Adminロールまたはその他のスーパーユーザー ロールが割り当てられている場合を除き、監視できるのは自分で作成したジョブと自分に関係があるジョブだけです。

ジョブの監視に関連して次のタスクを実行できます。

  • バックアップ、クローニング、リストア、検証の各処理を監視する。

  • ジョブの詳細とレポートを表示する。

  • スケジュールされたジョブを停止する。

スケジュールの監視

現在のスケジュールを表示して、処理の開始日時、前回の実行日時、および次回の実行日時を確認できます。また、処理が実行されるホストのほか、処理のリソース グループやポリシーに関する情報も確認できます。

手順

  1. 左側のナビゲーション ペインで、[モニタ]をクリックします。

  2. [モニタ]ページで、[スケジュール]をクリックします。

  3. リソース グループとスケジュール タイプを選択します。

  4. スケジュールされた処理の一覧を確認します。

イベントを監視する

ユーザーによるリソース グループの作成、システムによるアクティビティの開始、スケジュールされたバックアップの作成など、システム内のSnapCenterイベントの一覧を表示できます。イベントを監視することで、バックアップやリストアなどの処理が実行中であるかを確認することができます。

タスク概要

[イベント]ページには、すべてのジョブの情報が表示されます。たとえば、バックアップ ジョブが始まると、「backup start」イベントが表示され、バックアップが完了すると、「backup complete」イベントが表示されます。

手順

  1. 左側のナビゲーション ペインで、[モニタ]をクリックします。

  2. [モニタ]ページで、[イベント]をクリックします。

  3. (オプション)フィルター ボックスに、開始日または終了日、イベントのカテゴリー(バックアップ、リソース グループ、ポリシーなど)、および重大度レベルを入力し、[適用]をクリックします。または、検索ボックスに文字を入力します。

  4. イベントの一覧を確認します。

ログの監視

SnapCenter Serverログ、SnapCenterホスト エージェント ログ、およびプラグイン ログを表示およびダウンロードできます。これらのログはトラブルシューティングに役立ちます。

タスク概要

フィルターを使用して、特定の重大度レベルのログだけを表示するように絞り込むことができます。

  • デバッグ

  • 情報

  • 警告

  • エラー

  • 致命的

バックアップ ジョブが失敗した理由を特定する目的で、ジョブ レベルのログを表示することもできます。ジョブ レベルのログを表示するには、[モニタ] > [ジョブ]オプションを使用します。

手順

  1. 左側のナビゲーション ペインで、[モニタ]をクリックします。

  2. [ジョブ]ページで、ジョブを選択して[ログをダウンロード]をクリックします。

    ダウンロードされたzipフォルダーには、ジョブのログと一般的なログが含まれています。zipされたフォルダーの名前は、選択したジョブのIDとタイプで構成されています。

  3. [モニタ]ページで、[ログ]をクリックします。

  4. ログ タイプ、ホスト、およびインスタンスを選択します。

    ログ タイプとして[プラグイン]を選択した場合は、ホスト プラグインまたはSnapCenterプラグインを選択できます。ログ タイプが[server]の場合は、これらを選択することはできません。

  5. 特定のソース、メッセージ、またはログ レベルでログの内容を絞り込むには、列見出しにあるフィルター アイコンをクリックします。

    すべてのログを表示するには、Debugレベルとして[Greater than or equal to]を選択します。

  6. [Refresh]をクリックします。

  7. ログの一覧を確認します。

  8. [ダウンロード]をクリックして、ログをダウンロードします。

    ダウンロードされたzipフォルダーには、ジョブのログと一般的なログが含まれています。zipされたフォルダーの名前は、選択したジョブのIDとタイプで構成されています。

大規模な構成でパフォーマンスを最適化するには、PowerShellコマンドレットを使用して、SnapCenterのログ設定を最小レベルに設定します。

Set-SmLogSettings -LogLevel All -MaxFileSize 10MB -MaxSizeRollBackups 10 -JobLogsMaxFileSize 10MB -Server

フェイルオーバー ジョブの完了後に健全性や設定の情報にアクセスするには、Get-SmRepositoryConfigコマンドレットを実行します。

SnapCenterからのジョブとログの削除

バックアップ、リストア、クローニング、および検証の各ジョブとそのログをSnapCenterから削除することができます。SnapCenterでは、ジョブの成否にかかわらず、削除しないかぎりログは永久に保存されます。ジョブのログを削除することで、ストレージの空きを増やすことができます。

タスク概要

実行中のジョブがないことを確認してください。 ジョブIDを指定して特定のジョブを削除するか、期間を指定してその間に実行されたジョブを削除することができます。

ジョブを削除する際、ホストをメンテナンス モードに切り替える必要はありません。

手順

  1. PowerShellを起動します。

  2. コマンド プロンプトで、次のように入力します。Open-SMConnection

  3. コマンド プロンプトで、次のように入力します。Remove-SmJobs

  4. 左側のナビゲーション ペインで、[モニタ]をクリックします。

  5. [モニタ]ページで、[ジョブ]をクリックします。

  6. [ジョブ]ページで、ジョブのステータスを確認します。

関連情報

コマンドレットで使用できるパラメーターとその説明は、Get-Help command_nameを実行して確認できます。

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