SnapCenter Software 4.9

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UNIXコマンドを使用したOracleデータベースのバックアップ

バックアップのワークフローには、計画、バックアップするリソースの特定、バックアップ ポリシーの作成、リソース グループの作成とポリシーの適用、バックアップの作成、処理の監視が含まれます。

必要なもの

  • Add-SmStorageConnectionコマンドとAdd-SmCredentialコマンドを使用して、ストレージ システム接続を追加し、クレデンシャルを作成しておく必要があります。

  • Open-SmConnectionコマンドを使用してSnapCenter Serverとの接続セッションを確立しておく必要があります。

    SnapCenterアカウントでのログイン セッションは1つしか確立できず、トークンはユーザーのホーム ディレクトリーに保存されます。

    接続セッションは24時間を過ぎると無効になります。ただし、TokenNeverExpiresオプションを使用して期限切れにならないトークンを作成し、セッションが無効にならないようにすることができます。

タスク概要

次に示すコマンドを実行して、SnapCenter Serverとの接続の確立、Oracleデータベース インスタンスの検出、ポリシーとリソース グループの追加、バックアップの作成と検証を行います。

コマンドで使用できるパラメーターとその説明は、Get-Help command_nameを実行して確認できます。

手順

  1. 指定のユーザーでSnapCenter Serverとの接続セッションを開始します: Open-SmConnection

  2. ホスト リソースの検出処理を実行します: Get-SmResources

  3. Real Application Cluster(RAC)データベースのバックアップ処理に使用するOracleデータベースのクレデンシャルと優先ノードを設定します: Configure-SmOracleDatabase

  4. バックアップ ポリシーを作成します: Add-SmPolicy

  5. セカンダリー(SnapVaultまたはSnapMirror)ストレージの場所に関する情報を取得します: Get-SmSecondaryDetails

    このコマンドでは、指定したリソースのプライマリー ストレージからセカンダリー ストレージへのマッピングの詳細が取得されます。バックアップ リソース グループを作成する際に、このマッピングの詳細を使用してセカンダリーの検証を設定できます。

  6. SnapCenterにリソース グループを追加します: Add-SmResourceGroup

  7. バックアップを作成します: New-SmBackup

    WaitForCompletionオプションを使用してジョブをポーリングすることができます。このオプションを指定しない場合は、バックアップ ジョブが完了するまでコマンドが引き続きサーバーをポーリングします。

  8. SnapCenterからログを取得します: Get-SmLogs

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