SnapCenter Software 4.9

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リストア固有のプリスクリプトとポストスクリプト用に事前定義された環境変数

SnapCenterでは、データベースのリストア時にプリスクリプトとポストスクリプトを実行する際に、事前定義された環境変数を使用できます。

データベースのリストアでサポートされる事前定義された環境変数

  • SC_JOB_IDには、処理のジョブIDを指定します。

    例: 257

  • SC_ORACLE_SIDには、データベースのシステム識別子を指定します。

    複数のデータベースが処理対象となる場合、パイプで区切られたデータベース名が含まれます。

    例:NFSB31

  • SC_HOSTには、データベースのホスト名を指定します。

    このパラメーターはアプリケーション ボリュームに対して設定されます。

    例:scsmohost2.gdl.englabe.fujitsu.com

  • SC_OS_USERには、データベースのオペレーティング システムの所有者を指定します。

    例:Oracle

  • SC_OS_GROUPには、データベースのオペレーティング システムのグループを指定します。

    例:oinstall

  • SC_BACKUP_NAMEには、バックアップの名前を指定します。

    このパラメーターはアプリケーション ボリュームに対して設定されます。

    例:

    • データベースがアーカイブ ログ モードで実行されていない場合:DATA@RG2_scspr2417819002_07-20-2021_12.16.48.9267_0|LOG@RG2_scspr2417819002_07-20-2021_12.16.48.9267_1

    • データベースがアーカイブ ログ モードで実行されている場合: DATA@RG2_scspr2417819002_07-20-2021_12.16.48.9267_0|LOG@RG2_scspr2417819002_07-20-2021_12.16.48.9267_1,RG2_scspr2417819002_07-21-2021_12.16.48.9267_1,RG2_scspr2417819002_07-22-2021_12.16.48.9267_1

  • SC_BACKUP_IDには、バックアップのIDを指定します。

    このパラメーターはアプリケーション ボリュームに対して設定されます。

    例:

    • データベースがアーカイブ ログ モードで実行されていない場合:DATA@203|LOG@205

    • データベースがアーカイブ ログ モードで実行されている場合:DATA@203|LOG@205,206,207

  • SC_RESOURCE_GROUP_NAMEには、リソース グループの名前を指定します。

    例:RG1

  • SC_ORACLE_HOMEには、Oracleホーム ディレクトリーのパスを指定します。

    例:/ora01/app/oracle/product/18.1.0/db_1

  • SC_RECOVERY_TYPEには、リカバリーされるファイルとリカバリー対象を指定します。

    例:RESTORESCOPE:usingBackupControlfile=false|RECOVERYSCOPE:allLogs=true,noLogs=false,untiltime=false,untilscn=false

区切り文字については、「サポートされている区切り文字」を参照してください。

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