Plug-in for ExchangeはSnapCenterユーザーインターフェイス内からインストールする必要があります。ただし、何らかの理由でインストールできない場合は、Windowsのコマンドラインから、Plug-in for Exchangeのインストールプログラムをサイレントモードで自動的に実行できます。

必要なもの

Microsoft Exchange Serverリソースをバックアップしておく必要があります。
SnapCenterプラグインパッケージをインストールしておく必要があります。
インストール前に、以前のリリースのSnapCenter Plug-in for Microsoft SQL Serverを削除する必要があります。

手順

プラグインホストにC:\tempフォルダーが存在するかどうか、およびログインしているユーザーにそのフォルダーへのフルアクセス権があるかどうかを確認します。
SnapCenter Plug-in for Microsoft WindowsをC:\ProgramData\Fujitsu\SnapCenter\Packageリポジトリからダウンロードします。

このパスには、SnapCenter Serverがインストールされているホストからアクセスできます。
プラグインをインストールするホストにインストールファイルをコピーします。
ローカルホストのWindowsコマンドプロンプトで、プラグインのインストールファイルを保存したディレクトリーに移動します。

次のコマンドを入力してプラグインをインストールします。

snapcenter_windows_host_plugin.exe"/silent /debuglog"<Debug_Log_Path>" /log"<Log_Path>" BI_SNAPCENTER_PORT=<Num> SUITE_INSTALLDIR="<Install_Directory_Path>" BI_SERVICEACCOUNT=<domain\administrator> BI_SERVICEPWD=<password> ISFeatureInstall=HPPW,SCW,SCE

次に例を示します。

C:\ProgramData\Fujitsu\SnapCenter\Package Repository\snapcenter_windows_host_plugin.exe"/silent /debuglog"C:\HPPW_SCSQL_Install.log" /log"C:\temp" BI_SNAPCENTER_PORT=8145 SUITE_INSTALLDIR="C:\Program Files\Fujitsu\SnapCenter" BI_SERVICEACCOUNT=domain\administrator BI_SERVICEPWD=password ISFeatureInstall=HPPW,SCW,SCE

Plug-in for Exchangeのインストール時に渡されるすべてのパラメーターでは、大文字と小文字が区別されます。

変数には次の値を入力します。

変数	値
/debuglog"<Debug_Log_Path>	インストーラのログファイルの名前と場所を次のように指定します。 Setup.exe /debuglog"C:\PathToLog\setupexe.log
BI_SNAPCENTER_PORT	SnapCenterがSMCoreと通信するポートを指定します。
SUITE_INSTALLDIR	ホストのプラグインパッケージのインストールディレクトリーを指定します。
BI_SERVICEACCOUNT	SnapCenter Plug-in for Microsoft WindowsのWebサービスアカウントを指定します。
BI_SERVICEPWD	SnapCenter Plug-in for Microsoft WindowsのWebサービスアカウントのパスワードを指定します。
ISFeatureInstall	SnapCenterでリモートホストに導入するソリューションを指定します。

変数

値

/debuglog"<Debug_Log_Path>

インストーラのログファイルの名前と場所を次のように指定します。

Setup.exe /debuglog"C:\PathToLog\setupexe.log

BI_SNAPCENTER_PORT

SnapCenterがSMCoreと通信するポートを指定します。

SUITE_INSTALLDIR

ホストのプラグインパッケージのインストールディレクトリーを指定します。

BI_SERVICEACCOUNT

SnapCenter Plug-in for Microsoft WindowsのWebサービスアカウントを指定します。

BI_SERVICEPWD

SnapCenter Plug-in for Microsoft WindowsのWebサービスアカウントのパスワードを指定します。

ISFeatureInstall

SnapCenterでリモートホストに導入するソリューションを指定します。

Windowsタスクスケジューラ、メインインストールログファイルのC:\ Installdebug.log、C:\Temp内の追加のインストールファイルを監視します。

%temp%ディレクトリーを監視して、msiexe.exeインストーラがエラーなくソフトウェアをインストールしているかどうかを確認します。

Plug-in for Exchangeをインストールすると、SnapCenter Serverではなくホストにプラグインが登録されます。SnapCenter GUIまたはPowerShellコマンドレットを使用してホストを追加することにより、SnapCenter Serverにプラグインを登録できます。ホストを追加すると、プラグインが自動的に検出されます。

SnapCenter Software 4.9

コマンドラインからのSnapCenter Plug-in for Exchangeのサイレント インストール

コマンドラインからのSnapCenter Plug-in for Exchangeのサイレントインストール