SnapCenter Software 4.9

to English version

接続とポートの要件

SnapCenter Serverとアプリケーション / データベース プラグインをインストールする前に、接続とポートの要件を満たしていることを確認する必要があります。

  • 1つのポートを複数のアプリケーションで共有することはできません。

    各ポートは適切なアプリケーション専用にする必要があります。

  • デフォルト ポートを使用しない場合は、インストール時にカスタム ポートを選択できます。

    プラグイン ポートは、インストール後にホスト変更ウィザードを使用して変更できます。

  • 固定ポートの場合は、デフォルトのポート番号を受け入れる必要があります。

  • ファイアウォール

    • ファイアウォール、プロキシ、またはその他のネットワーク デバイスによって接続が妨げられないように注意してください。

    • SnapCenterのインストール時にカスタム ポートを指定した場合は、SnapCenter Plug-in Loader用のそのポートのファイアウォール ルールをプラグイン ホストに追加する必要があります。

次の表に、各ポートとそのデフォルト値をまとめています。

ポートのタイプ デフォルトのポート

SnapCenterのポート

8146(HTTPS)、双方向、カスタマイズ可能、URL:https://server:8146

SnapCenterクライアント(SnapCenterユーザー)とSnapCenter Serverの間の通信に使用されます。また、プラグイン ホストからSnapCenter Serverへの通信にも使用されます。

ポートをカスタマイズするには、../install/task_install_the_snapcenter_server_using_the_install_wizard.html [インストールウィザードを使用してSnapCenter Serverをインストール]を参照してください。

SnapCenter SMCoreの通信ポート

8145(HTTPS)、双方向、カスタマイズ可能

このポートは、SnapCenter ServerとSnapCenterプラグインがインストールされているホストの間の通信に使用されます。

ポートをカスタマイズするには、../install/task_install_the_snapcenter_server_using_the_install_wizard.html [インストールウィザードを使用してSnapCenter Serverをインストール]を参照してください。

MySQLのポート

3306(HTTPS)、双方向

このポートは、SnapCenterとMySQLリポジトリ データベースの間の通信に使用されます。

SnapCenter ServerからMySQL Serverへのセキュアーな接続を確立できます。詳細情報

ポートをカスタマイズするには、../install/task_install_the_snapcenter_server_using_the_install_wizard.html [インストールウィザードを使用してSnapCenter Serverをインストール]を参照してください

Windowsプラグイン ホスト

135、445(TCP)

ポート135および445に加えて、Microsoftが指定した動的ポート範囲も開かれている必要があります。リモート インストール処理では、Windows Management Instrumentation(WMI)サービスを使用してこのポート範囲を動的に検索します。

サポートされる動的ポート範囲については、「Service overview and network port requirements for Windows」を参照してください。

このポートは、SnapCenter Serverとプラグインがインストールされているホストの間の通信に使用されます。プラグイン パッケージのバイナリーをWindowsプラグイン ホストにプッシュするには、プラグイン ホストでのみポートを開く必要があります。このポートはインストール後に閉じることができます。

Linux / AIXプラグイン ホスト

22(SSH)

このポートは、SnapCenter Serverとプラグインがインストールされているホストの間の通信に使用されます。プラグイン パッケージのバイナリーをLinuxまたはAIXのプラグイン ホストにコピーするためにSnapCenterで使用されます。このポートを開いておくか、ファイアウォールまたはiptablesから除外しておく必要があります。

SnapCenter Plug-ins Package for Windows、SnapCenter Plug-ins Package for Linux、SnapCenter Plug-ins Package for AIX

8145(HTTPS)、双方向、カスタマイズ可能

このポートは、SMCoreとプラグイン パッケージがインストールされているホストの間の通信に使用されます。

通信パスは、SVM管理LIFとSnapCenter Serverの間でも開いている必要があります。

ポートをカスタマイズするには、../protect-scw/task_add_hosts_and_install_snapcenter_plug_in_for_microsoft_windows.htmlまたは ../protect-sco/task_add_hosts_and_installing_the_snapcenter_plug_ins_package_for_linux_or_aix.html [ホストを追加し、LinuxまたはAIX用のSnapCenter Plug-insパッケージをインストールします。]を参照してください。

SnapCenter Plug-in for Oracle Database

27216、カスタマイズ可能

デフォルトのJDBCポートは、Oracleデータベースに接続するためにOracle用プラグインで使用されます。

ポートをカスタマイズするには、../protect-sco/task_add_hosts_and_installing_the_snapcenter_plug_ins_package_for_linux_or_aix.html [ホストを追加し、LinuxまたはAIX用のSnapCenter Plug-insパッケージをインストールします。]を参照してください。

SnapCenter用のカスタム プラグイン

9090(HTTPS)、固定

カスタム プラグイン ホストでのみ使用される内部ポートです。ファイアウォールの例外は不要です。

SnapCenter Serverとカスタム プラグインの間の通信はポート8145を介してルーティングされます。

ONTAPクラスタまたはSVMの通信ポート

443(HTTPS)、双方向80(HTTP)、双方向

このポートは、SnapCenter Serverを実行するホストとSVMの間の通信のためにSAL(Storage Abstraction Layer)で使用されます。また、現在は、SnapCenterプラグイン ホストとSVMの間の通信のためにSnapCenter for Windowsプラグイン ホストのSALでも使用されます。

SnapCenter Plug-in for SAP HANA Database vCode Spell Checkerports

3instance_number13または3instance_number15、HTTPまたはHTTPS、双方向、カスタマイズ可能

マルチテナント データベース コンテナ(MDC)のシングル テナントの場合、ポート番号は13で終わります。MDC以外の場合、ポート番号は15で終わります。

たとえば、32013はインスタンス20のポート番号で、31015はインスタンス10のポート番号です。

ポートをカスタマイズするには、../protect-hana/task_add_hosts_and_install_plug_in_packages_on_remote_hosts_sap_hana.html [ホストを追加し、プラグインパッケージをリモートホストにインストールします。]を参照してください。

ドメイン コントローラーの通信ポート

認証を適切に機能させるためにドメイン コントローラーのファイアウォールで開く必要のあるポートを確認するには、Microsoftのドキュメントを参照してください。

SnapCenter Server、プラグイン ホスト、またはその他のWindowsクライアントがユーザーを認証できるように、Microsoftが指定するポートをドメイン コントローラーで開く必要があります。

ポートの詳細を変更するには、「プラグイン ホストの変更」を参照してください。

Top of Page