エフサステクノロジーズ株式会社

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SnapCenter Software 5 マニュアル ( CA08871-403 )

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UNIXファイルシステムのバックアップ ポリシーの作成

SnapCenterを使用してUNIXファイルシステムをバックアップする前に、バックアップ対象のリソースまたはリソース グループのバックアップ ポリシーを作成する必要があります。バックアップ ポリシーとは、バックアップをどのように管理し、スケジューリングし、保持するかを定める一連のルールです。レプリケーション、スクリプト、バックアップ タイプの設定を指定することもできます。ポリシーを作成することで、別のリソースやリソース グループでポリシーを再利用したい場合に時間を節約できます。

開始する前に
  • SnapCenterのインストール、ホストの追加、ファイルシステムの検出、ストレージ システム接続の作成などのタスクを実行して、データ保護の準備をしておく必要があります。

  • Snapshotコピーをミラー セカンダリー ストレージまたはバックアップ セカンダリー ストレージにレプリケートするユーザーには、SnapCenter管理者がソースとデスティネーションの両方のボリューム用にSVMを割り当てる必要があります。

手順
  1. 左側のナビゲーション ペインで、[Settings]をクリックします。

  2. [Settings]ページで、[Policies]をクリックします。

  3. ドロップダウンリストから[Unix File Systems]を選択します。

  4. [New]をクリックします。

  5. [Name]ページで、ポリシーの名前と説明を入力します。

  6. 実行頻度を指定するために、[On demand][Hourly][Daily][Weekly][Monthly]のいずれかを選択します。

  7. [Retention]ページで、[Backup Type]ページで選択したバックアップ タイプとスケジュール タイプの保持設定を指定します。

    状況

    操作

    特定の数のSnapshotコピーを保持

    [Total Snapshot copies to keep]を選択し、保持するSnapshotコピーの数を指定します。

    Snapshotコピーの数が指定した数を超えると、古いものから順にSnapshotコピーが削除されます。

    保持数の最大値は、1018です。保持数を、これよりも大きい値に設定すると、バックアップが失敗します。
    SnapVaultレプリケーションを有効にする場合は、保持数を2以上に設定する必要があります。保持数を1に設定すると、新しいSnapshotコピーがターゲットにレプリケートされるまで最初のSnapshotコピーがSnapVault関係の参照Snapshotコピーになるため、保持処理が失敗することがあります。

    Snapshotコピーを特定の日数だけ保持

    [Keep Snapshot copies for]を選択し、Snapshotコピーを削除するまでの日数を指定します。

    アーカイブ ログ バックアップを保持できるのは、アーカイブ ログ ファイルをバックアップの一部として選択した場合だけです。
  8. [Replication]ページで、レプリケーション設定を指定します。

    フィールド 操作

    Update SnapMirror after creating a local Snapshot copy

    別のボリュームにバックアップ セットのミラー コピーを作成する場合(SnapMirrorレプリケーション)は、このフィールドを選択します。

    Update SnapVault after creating a local Snapshot copy

    Disk to Diskのバックアップ レプリケーション(SnapVaultバックアップ)を実行する場合は、このオプションを選択します。

    Secondary policy label

    Snapshotラベルを選択します。

    ONTAPによって、選択したSnapshotコピー ラベルに一致するセカンダリーSnapshotコピーの保持ポリシーが適用されます。

    [Update SnapMirror after creating a local Snapshot copy]を選択した場合は、必要に応じてセカンダリー ポリシー ラベルを指定できます。ただし、[Update SnapVault after creating a local Snapshot copy]を選択した場合は、セカンダリー ポリシー ラベルを指定する必要があります。

    Error retry count

    処理が停止されるまでに試行できるレプリケーションの最大回数を入力します。

    セカンダリー ストレージでSnapshotコピーの上限に達しないように、ONTAPでセカンダリー ストレージのSnapMirror保持ポリシーを設定する必要があります。
  9. [Script]ページで、バックアップ処理の前またはあとに実行するプリスクリプトまたはポストスクリプトのパスと引数を入力します。

    プラグイン ホストで使用できるコマンド リストにコマンドがあるかを、/opt/NetApp/snapcenter/scc/etc/allowed_commands.configで確認します。

    スクリプトのタイムアウト値を指定することもできます。デフォルト値は60秒です。

  10. 概要を確認し、[Finish]をクリックします。

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