SnapCenter Serverのインストール、ホストの追加、ストレージシステム接続のセットアップ、HDBユーザーストアキーの追加などのタスクを完了しておく必要があります。
SAP HANAシステムレプリケーションでは、そのHANAシステムのすべてのリソースを1つのリソースグループに追加し、リソースグループのバックアップを作成することを推奨します。これにより、テイクオーバー / フェイルバックモードでのシームレスなバックアップが保証されます。

リソースグループの作成とポリシーの適用

タスク概要

自動検出は、次の構成ではサポートされていません。

RDMおよびVMDKレイアウト

上記のリソースが検出された場合、これらのリソースではデータ保護処理がサポートされません。
HANAマルチホスト構成
同じホスト上の複数のインスタンス
マルチティアスケールアウトHANAシステムレプリケーション
システムレプリケーションモードのカスケードレプリケーション環境

手順

左側のナビゲーションペインで、ドロップダウンリストから[SnapCenter Plug-in for SAP HANA Database]を選択し、[リソース]をクリックします。
[リソース]ページで、[Add SAP HANA Database]をクリックします。

[Provide Resource Details]ページで、次の操作を実行します。

フィールド	操作
リソースタイプ	リソースタイプを入力します。リソースタイプは、単一のコンテナ、マルチテナントデータベースコンテナ（MDC）、データボリューム以外のボリュームです。
HANA システム名	SAP HANAシステムのわかりやすい名前を入力します。このオプションは、単一のコンテナまたはMDCリソースタイプを選択した場合にのみ使用できます。
SID	システムID（SID）を入力します。インストールされたSAP HANAシステムは単一のSIDで識別されます。
プラグインホスト	プラグインホストを選択します。
HDB のセキュアーなユーザーストアキー	SAP HANAシステムに接続するためのキーを入力します。このキーには、データベースに接続するためのログイン情報が含まれます。 SAP HANAシステムレプリケーションでは、セカンダリーユーザーキーは検証されません。これは、テイクオーバー時に使用されます。
HDBSQL OS ユーザー	[HDB Secure User Store Key]でキーを設定するユーザーの名前を入力します。 Windowsの場合、[HDBSQL OS User]には必ずSYSTEMユーザーを指定します。そのため、[HDB Secure User Store Key]でSYSTEMユーザーのキーを設定する必要があります。

フィールド

操作

リソースタイプ

リソースタイプを入力します。リソースタイプは、単一のコンテナ、マルチテナントデータベースコンテナ（MDC）、データボリューム以外のボリュームです。

HANA システム名

SAP HANAシステムのわかりやすい名前を入力します。このオプションは、単一のコンテナまたはMDCリソースタイプを選択した場合にのみ使用できます。

SID

システムID（SID）を入力します。インストールされたSAP HANAシステムは単一のSIDで識別されます。

プラグインホスト

プラグインホストを選択します。

HDB のセキュアーなユーザーストアキー

SAP HANAシステムに接続するためのキーを入力します。

このキーには、データベースに接続するためのログイン情報が含まれます。

SAP HANAシステムレプリケーションでは、セカンダリーユーザーキーは検証されません。これは、テイクオーバー時に使用されます。

HDBSQL OS ユーザー

[HDB Secure User Store Key]でキーを設定するユーザーの名前を入力します。 Windowsの場合、[HDBSQL OS User]には必ずSYSTEMユーザーを指定します。そのため、[HDB Secure User Store Key]でSYSTEMユーザーのキーを設定する必要があります。

[Provide Storage Footprint]ページで、ストレージシステムを選択し、1つ以上のボリューム、LUN、およびqtreeを選択して、[保存]をクリックします。

オプション：他のストレージシステムからボリューム、LUN、およびqtreeを追加するには、アイコンをクリックします。
概要を確認し、[完了]をクリックします。

データベースは、SID、プラグインホスト、関連するリソースグループとポリシー、全体的なステータスなどの情報とともに表示されます。

リソースへのアクセスをユーザーに許可する場合は、ユーザーにリソースを割り当てる必要があります。これにより、ユーザーは、自身に割り当てられたアセットに対して、権限のある処理を実行できるようになります。

ユーザーまたはグループの追加と、ロールとアセットの割り当て

データベースの追加が完了したら、SAP HANAデータベースの詳細を変更できます。

SAP HANAリソースに関連付けられているバックアップがある場合、次の項目は変更できません。

マルチテナントデータベースコンテナ（MDC）：SIDまたはHDBSQLクライアント（プラグイン）ホスト
単一のコンテナ：SIDまたはHDBSQLクライアント（プラグイン）ホスト
データボリューム以外のボリューム：リソース名、関連付けられているSID、またはプラグインホスト

SnapCenter Software 4.9

手動でのプラグイン ホストへのリソースの追加

手動でのプラグインホストへのリソースの追加