SnapCenter Software 4.9

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F5を使用したSnapCenter Serverの高可用性の設定

SnapCenterで高可用性(HA)をサポートするには、F5ロード バランサをインストールします。F5により、SnapCenter Serverは、同じ場所にある最大2つのホストでアクティブ / パッシブ構成をサポートできます。SnapCenterでF5ロード バランサを使用するには、SnapCenter Serverを設定し、F5ロード バランサを設定する必要があります。

このワークフロー図は、F5ロード バランサを使用して高可用性を実現するようにSnapCenter Serverを設定する手順を示しています。

sc F5 configure workflow

次のコマンドレットを使用してF5クラスタを追加および削除するには、(SnapCenterAdminロールが割り当てられた)SnapCenter Serverのローカル管理者グループのメンバーである必要があります。

  • Add-SmServerCluster

  • Add-SmServer

  • Remove-SmServerCluster

F5のその他の設定情報

  • SnapCenterをインストールして高可用性を実現するための設定を行ったあとで、F5クラスタのIPを指すようにSnapCenterデスクトップのショートカットを編集します。

  • SnapCenter Server間のフェイルオーバーが発生し、SnapCenterの既存のセッションも存在する場合は、ブラウザーを閉じてからSnapCenterに再度ログオンする必要があります。

  • ロード バランサのセットアップ(NLBまたはF5)では、NLBまたはF5ノードによって部分的に解決されるノードを追加し、SnapCenterノードがこのノードにアクセスできない場合は、SnapCenterホスト ページに表示されるホストの状態が停止と実行の間で頻繁に切り替わります。この問題を解決するには、両方のSnapCenterノードがNLBノードまたはF5ノードのホストを解決できることを確認する必要があります。

  • MFA設定用のSnapCenterコマンドを、すべてのノードで実行する必要があります。証明書利用者の設定は、F5クラスタの詳細を使用してActive Directoryフェデレーション サービス(AD FS)サーバーで行う必要があります。 MFAを有効にすると、ノード レベルのSnapCenter UIアクセスがブロックされます。

  • フェイルオーバー中は、2つ目のノードに監査ログの設定が反映されません。 そのため、F5パッシブ ノードがアクティブになったときに、監査ログの設定を手動で繰り返す必要があります。

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