エフサステクノロジーズ株式会社

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SnapCenter Software 5 マニュアル ( CA08871-403 )

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[Topology]ページでの関連するバックアップとクローンの表示

リソースのバックアップまたはクローニングを準備する際に、プライマリー ストレージとセカンダリー ストレージ上のすべてのバックアップとクローンの図を表示できます。[Topology]ページでは、選択したリソースまたはリソース グループに使用できるバックアップとクローンをすべて表示できます。これらのバックアップとクローンの詳細を参照し、対象を選択してデータ保護処理を実行できます。

タスク概要

プライマリー ストレージまたはセカンダリー ストレージ(ミラー コピーまたはバックアップ コピー)にバックアップとクローンがあるかは、[コピーを管理]ビューの次のアイコンで確認できます。

  • primary storage icon プライマリー ストレージ上にあるバックアップとクローンの数が表示されます。

  • secondary storage Mirror icon SnapMirrorテクノロジを使用してセカンダリー ストレージにミラーリングされたバックアップとクローンの数が表示されます。

    mirror-vaultタイプのボリュームにあるバージョンに依存しないミラーのバックアップのクローンもトポロジー ビューに表示されますが、トポロジー ビューのミラー バックアップの数には、バージョンに依存しないバックアップが含まれません。
  • secondary vault icon SnapVaultテクノロジを使用してセカンダリー ストレージにレプリケートされたバックアップとクローンの数が表示されます。

    • 表示されるバックアップの数には、セカンダリー ストレージから削除されたバックアップも含まれます。たとえば、4個のバックアップのみを保持するポリシーを使用して6個のバックアップを作成した場合、バックアップの数は6個と表示されます。

    • セカンダリー ストレージ(ミラーまたはバックアップ)上のクローンは[Topology]ページのミラー コピーまたはバックアップ コピーの下に表示されません。

mirror-vaultタイプのボリュームにあるバージョンに依存しないミラーのバックアップのクローンもトポロジー ビューに表示されますが、トポロジー ビューのミラー バックアップの数には、バージョンに依存しないバックアップが含まれません。

セカンダリー関係がSnapMirror Business Continuity(SM-BC)として設定されている場合は、次のアイコンも表示されます。

  • replica site up は、レプリカ サイトが稼働していることを示します。

  • replica site down は、レプリカ サイトが停止していることを示します。

  • relationship is reestablished は、セカンダリーのミラー関係またはバックアップ関係が再確立されていないことを示します。

手順
  1. 左側のナビゲーション ペインで、[リソース]をクリックし、リストから適切なプラグインを選択します。

  2. [リソース]ページで、[表示]ドロップダウン リストからリソースまたはリソース グループを選択します。

  3. リソースの詳細ビューまたはリソース グループの詳細ビューで、リソースを選択します。

    リソースが保護されている場合は、選択したリソースのトポロジー ページが表示されます。

  4. [Summary Card]で、プライマリー ストレージとセカンダリー ストレージ上にあるバックアップとクローンの数の概要を確認します。

    [Summary Card]セクションには、バックアップとクローンの総数が表示されます。Oracleデータベースについては、[Summary Card]セクションにログ バックアップの総数も表示されます。

    [更新]ボタンをクリックすると、ストレージのクエリが実行されて正確な数が表示されます。

    SnapLockが有効なバックアップを作成した場合は、[更新]ボタンをクリックすると、ONTAPから取得したプライマリーおよびセカンダリーのSnapLock有効期限が更新されます。週次スケジュールでも、ONTAPから取得したプライマリーおよびセカンダリーのSnapLock有効期限が更新されます。

    アプリケーション リソースが複数のボリュームに分散している場合、バックアップのSnapLock有効期限は、ボリューム内のSnapshotコピーに設定されている最長のSnapLock有効期限になります。最長のSnapLock有効期限はONTAPから取得されます。

    SnapMirror Business Continuity(SM-BC)を使用している場合、[更新]ボタンをクリックすると、ONTAPにプライマリー サイトとレプリカ サイトの両方が照会され、SnapCenterバックアップ インベントリが更新されます。週次スケジュールでも、SM-BC関係を含むすべてのデータベースに対してこの処理が実行されます。

    • SM-BC、非同期ミラー、バックアップ、またはミラー バックアップの関係では、フェイルオーバー後に新しいプライマリー デスティネーションに対する設定を手動で行う必要があります。

    • フェイルオーバーが完了したら、SnapCenterがフェイルオーバーを認識できるようにバックアップを作成する必要があります。[更新]をクリックできるのは、バックアップが作成されてからです。

  5. [コピーを管理]ビューで、プライマリー ストレージまたはセカンダリー ストレージの [バックアップ] または [Clones] をクリックして、バックアップまたはクローンの詳細を表示します。

    バックアップとクローンの詳細が表形式で表示されます。

  6. 表でバックアップを選択し、データ保護アイコンをクリックして、リストア、クローニング、名前変更、削除の各処理を実行します。

    セカンダリー ストレージ システム上のバックアップは、名前変更または削除できません。

    SnapCenter Custom Plug-insを使用している場合、プライマリー ストレージ システムにあるバックアップの名前は変更できません。

    • Oracleのリソースまたはリソース グループのバックアップを選択した場合、マウントおよびアンマウントの処理も実行できます。

    • Oracleのリソースまたはリソース グループのログ バックアップを選択した場合、名前変更、マウント、アンマウント、および削除の処理を実行できます。

    • SnapCenter Plug-ins Package for Linuxを使用しており、Oracle Recovery Manager(RMAN)を使用してバックアップをカタログ化した場合、そのバックアップの名前は変更できません。

  7. クローンを削除する場合は、表でクローンを選択し、delete iconをクリックして削除します。

プライマリー ストレージのバックアップとクローンの例

topology view of backup and clones in Primary storage.

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