SnapCenter Software 4.9

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SQLリソースのバックアップ

どのリソース グループにもまだ含まれていないリソースは、[リソース]ページからバックアップすることができます。

タスク概要

  • Windowsクレデンシャル認証については、プラグインのインストール前にクレデンシャルを設定する必要があります。

  • SQL Serverインスタンス認証については、プラグインのインストール後にクレデンシャルを追加する必要があります。

  • gMSA認証については、gMSAを有効にして使用するには、[ホストの追加]ページまたは[Modify Host]ページでホストをSnapCenterに登録する際に、gMSAを設定する必要があります。

  • ホストがgMSAに追加されていて、gMSAにログイン権限とシステム管理者権限がある場合は、SQLインスタンスへの接続にgMSAが使用されます。

手順

  1. 左側のナビゲーション ペインで、[リソース]をクリックし、リストから適切なプラグインを選択します。

  2. [リソース]ページで、[表示]ドロップダウン リストから[データベース][Instance]、または[Availability Group]を選択します。

    1. バックアップするデータベース、インスタンス、または可用性グループを選択します。

      インスタンスをバックアップする場合、そのインスタンスの前回のバックアップ ステータスやタイムスタンプに関する情報はリソース ページに表示されません。

      トポロジー ビューでは、バックアップ ステータス、タイムスタンプ、またはバックアップが、インスタンスのものかデータベースのものかを区別できません。

  3. [リソース]ページで、[custom name format for Snapshot copy]チェック ボックスをオンにし、Snapshotコピー名に使用するカスタムの名前形式を入力します。

    たとえば、customtext_policy_hostnameやresource_hostnameなどです。デフォルトでは、Snapshotコピーの名前の後ろにタイムスタンプが付加されます。

  4. [ポリシー]ページで、次の作業を実行します。

    1. [ポリシー]セクションで、ドロップダウン リストから1つ以上のポリシーを選択します。

      ポリシーを作成するには、add policy from resourcegroupをクリックしてポリシー ウィザードを開始します。

      [Configure schedules for selected policies]セクションに、選択したポリシーがリストされます。

    2. スケジュールを設定するポリシーの[Configure Schedules]列で、add policy from resourcegroupをクリックします。

    3. [Add schedules for policy policy_name]ダイアログ ボックスで、スケジュールを設定し、[OK]をクリックします。

      policy_nameには、選択したポリシーの名前が入ります。

      設定したスケジュールが[Applied Schedules]列にリストされます。

    4. [Use Microsoft SQL Server scheduler]を選択し、[Scheduler Instance]ドロップダウン リストからスケジュール ポリシーに関連付けられているスケジューラ インスタンスを選択します。

  5. [Verification]ページで、次の手順を実行します。

    1. [Verification server]ドロップダウン リストから検証サーバーを選択します。

      検証サーバー(ローカル ホストまたはリモート ホスト)は複数選択できます。

      検証サーバーのバージョンは、プライマリー データベースをホストしているSQL Serverのエディションのバージョン以降である必要があります。
    2. [Load secondary locators to verify backups on secondary]を選択して、セカンダリー ストレージ システム上のバックアップを検証します。

    3. 検証スケジュールを設定するポリシーを選択し、add policy from resourcegroupをクリックします。

    4. [Add Verification Schedules policy_name]ダイアログ ボックスで、次の操作を実行します。

      状況…​ 操作…​

      バックアップ後に検証を実行

      [Run Verification after Backup]を選択します。

      検証のスケジュールを設定

      [Run scheduled verification]を選択します。

      検証サーバーにストレージ接続が確立されていない場合は、検証処理に失敗し、「Failed to mount disk」というエラーが表示されます。
    5. [OK]をクリックします。

      設定したスケジュールが[Applied Schedules]列にリストされます。

  6. [Notification]ページで、[Email preference]ドロップダウン リストからEメールを送信するシナリオを選択します。

    また、送信者と受信者のEメール アドレス、およびEメールの件名を指定する必要があります。リソース グループに対して実行された処理のレポートを添付する場合は、[Attach Job Report]を選択します。

    Eメール通知を利用する場合は、GUIまたはPowerShellのSet-SmSmtpServerコマンドを使用して、SMTPサーバーの詳細を指定しておく必要があります。
  7. 概要を確認し、[完了]をクリックします。

    データベース トポロジーのページが表示されます。

  8. [Back up Now]をクリックします。

  9. [バックアップ]ページで次の手順を実行します。

    1. リソースに複数のポリシーを適用した場合は、バックアップに使用するポリシーを[ポリシー]ドロップダウン リストから選択します。

      オンデマンド バックアップ用に選択したポリシーがバックアップ スケジュールに関連付けられている場合、オンデマンド バックアップは、スケジュール タイプの保持設定に基づいて保持されます。

    2. バックアップを検証する場合は、[Verify after backup]を選択します。

    3. [バックアップ]をクリックします。

      WindowsスケジューラやSQL Serverエージェントで作成されたバックアップ ジョブの名前は変更しないでください。

      オンデマンド バックアップ用に選択したポリシーがバックアップ スケジュールに関連付けられている場合、オンデマンド バックアップは、スケジュール タイプの保持設定に基づいて保持されます。

      暗黙的リソース グループが作成されます。これを表示するには、[ユーザーとアクセス]ページで対応するユーザーまたはグループを選択します。暗黙的リソース グループ タイプは、「リソース」です。

  10. [モニタ] > [ジョブ]をクリックし、処理の進捗状況を監視します。

終了後の操作

  • MetroCluster構成では、フェイルオーバー後にSnapCenterで保護関係を検出できないことがあります。

  • VMDK上のアプリケーション データをバックアップする場合に、SnapCenter Plug-in for VMware vSphereのJavaヒープ サイズが不足していると、バックアップが失敗することがあります。Javaヒープ サイズを増やすには、スクリプト ファイル/opt/NetApp/init_scripts/scvserviceを探します。このスクリプトでは、do_start methodコマンドによってSnapCenter VMwareプラグイン サービスが開始されます。このコマンドを次のように更新します。Java -jar -Xmx8192M -Xms4096M

詳細情報の参照

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