SnapCenter Software 4.9

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Linuxホスト上のリソースの自動検出

リソースとは、SnapCenterで管理するLinuxホスト上のSAP HANAデータベースとデータ ボリューム以外のボリュームです。SnapCenter Plug-in for SAP HANA Databaseプラグインをインストールすると、そのLinuxホスト上のSAP HANAデータベースが自動的に検出されて[リソース]ページに表示されます。

自動検出は、次のSAP HANAリソースでサポートされています。

  • 単一のコンテナ

    プラグインのインストールまたはアップグレード後、一元化されたホスト プラグインにある単一コンテナ リソースは、手動で追加したリソースとして引き続き扱われます。

    プラグインをインストールまたはアップグレードすると、SnapCenterに直接登録されているSAP HANA LinuxホストでのみSAP HANAデータベースが自動的に検出されます。

  • マルチテナント データベース コンテナ(MDC)

    プラグインのインストールまたはアップグレード後、一元化されたホスト プラグインにあるMDCリソースは、手動で追加したリソースとして引き続き扱われます。

    SnapCenter 4.3にアップグレードしたあとも、MDCリソースは一元化されたホスト プラグインに手動で追加する必要があります。

    SnapCenterに直接登録されているSAP HANA Linuxホストの場合、プラグインをインストールまたはアップグレードすると、ホスト上のリソースの自動検出がトリガーされます。プラグインをアップグレードすると、プラグイン ホストに配置されていたMDCリソースそれぞれが、別のGUID形式を持つ別のMDCリソースとして自動的に検出され、SnapCenterに登録されます。新しいリソースはロック状態になります。

    たとえば、SnapCenter 4.3で、E90 MDCリソースがプラグイン ホストにあり、手動で登録されていた場合、SnapCenter 4.3へのアップグレード後には、異なるGUIDを持つ別のE90 MDCリソースが検出されてSnapCenterに登録されます。

自動検出は、次の構成ではサポートされていません。

  • RDMおよびVMDKレイアウト

    上記のリソースが検出された場合、これらのリソースではデータ保護処理がサポートされません。
  • HANAマルチホスト構成

  • 同じホスト上の複数のインスタンス

  • マルチティア スケールアウトHANAシステム レプリケーション

  • システム レプリケーション モードのカスケード レプリケーション環境

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