SnapCenter Software 4.9

to English version

Exchangeデータベースのバックアップ

データベースがどのリソース グループにも含まれていない場合は、[リソース]ページからデータベースまたはデータベース可用性グループをバックアップできます。

必要なもの

  • バックアップ ポリシーを作成しておく必要があります。

  • バックアップ処理で使用されるアグリゲートを、データベースが使用するSVMに割り当てておく必要があります。

  • セカンダリー ストレージとSnapMirror関係にあるリソースをバックアップする場合は、ストレージ ユーザーに割り当てられたロールに「snapmirror all」権限が含まれている必要があります。ただし、「vsadmin」ロールを使用する場合は、「snapmirror all」権限は不要です。

  • アクティブ / パッシブ データベース コピーがETERNUS AX/HX seriesと他社ETERNUS AX/HX seriesに存在するデータベースまたはデータベース可用性グループのバックアップを実行する場合に、ポリシーで[Back up active copies]オプションまたは[Back up copies on servers to be selected during backup job creation time]オプションを選択していると、バックアップ ジョブは警告状態になります。ETERNUS AX/HX series上のアクティブ / パッシブ データベース コピーのバックアップは成功し、他社ETERNUS AX/HX series上のアクティブ / パッシブ データベース コピーのバックアップは失敗します。

    ベストプラクティス: アクティブ データベースとパッシブ データベースのバックアップを同時に実行しないでください。競合状態が発生し、いずれかのバックアップが失敗する可能性があります。

手順

  1. 左側のナビゲーション ペインで、[リソース]をクリックし、リストからMicrosoft Exchange Serverプラグインを選択します。

  2. [リソース]ページで、[表示]リストから[データベース]または[可用性グループ]を選択します。

    [リソース]ページのnot supported iconアイコンは、データベースが他社ETERNUS AX/HX seriesにあることを示します。

    DAG内で、アクティブ データベース コピーが他社ETERNUS AX/HX seriesにあり、1つ以上のパッシブ データベース コピーがETERNUS AX/HX seriesにある場合は、データベースを保護できます。

    filter iconをクリックし、ホスト名とデータベース タイプを選択してリソースをフィルターします。そのあとにfilter iconをクリックすると、フィルター ペインが閉じます。

    • データベースをバックアップする場合は、データベース名をクリックします。

      1. [Topology]ビューが表示された場合は、[Protect]をクリックします。

      2. [Database - Protect Resource]ウィザードが表示された場合は、手順3に進みます。

    • データベース可用性グループをバックアップする場合は、データベース可用性グループ名をクリックします。

  3. Snapshotコピーのカスタム名を指定する場合は、[リソース]ページで[Snapshot コピーには、カスタムの名前形式を使用する]チェック ボックスをオンにし、Snapshotコピー名に使用するカスタムの名前形式を入力します。

    たとえば、customtext_policy_hostnameresource_hostnameなどを入力します。デフォルトでは、Snapshotコピーの名前の後ろにタイムスタンプが付加されます。

  4. [ポリシー]ページで、次の手順を実行します。

    1. ドロップダウン リストから1つ以上のポリシーを選択します。

      add policy from resourcegroupをクリックしてポリシーを作成することもできます。
      ポリシーに[Back up copies on servers to be selected at backup job creation time]オプションが含まれている場合は、1つ以上のサーバーを選択するためのオプションが表示されます。サーバー選択オプションでは、選択したデータベースがETERNUS AX/HX series上にあるサーバーのみが表示されます。

    [Configure schedules for selected policies]セクションに、選択したポリシーがリストされます。

    1. スケジュールを設定するポリシーの[Configure Schedules]列で、add policy from resourcegroupをクリックします。

    2. [Add schedules for policy policy_name]ウィンドウで、スケジュールを設定し、[OK]をクリックします。

      policy_nameは、選択したポリシーの名前です。

      設定したスケジュールが[Applied Schedules]列にリストされます。

  5. [Notification]ページで、[Email preference]ドロップダウン リストからEメールを送信するシナリオを選択します。

    また、送信者と受信者のEメール アドレス、およびEメールの件名を指定する必要があります。リソースに対して実行されたバックアップ処理のレポートを添付する場合は、[Attach Job Report]を選択します。

    Eメール通知を利用する場合は、GUIまたはPowerShellのSet-SmSmtpServerコマンドを使用して、SMTPサーバーの詳細を指定しておく必要があります。
  6. 概要を確認し、[完了]をクリックします。

    データベース トポロジーのページが表示されます。

  7. [Back up Now]をクリックします。

  8. [バックアップ]ページで次の手順を実行します。

    1. リソースに複数のポリシーを適用した場合は、バックアップに使用するポリシーを[ポリシー]ドロップダウン リストから選択します。

      オンデマンド バックアップ用に選択したポリシーがバックアップ スケジュールに関連付けられている場合、オンデマンド バックアップは、スケジュール タイプの保持設定に基づいて保持されます。

    2. [バックアップ]をクリックします。

  9. バックアップの進捗状況を監視するには、ページ下部の[Activity]ペインでジョブをダブルクリックして[Job Details]ページを表示します。

    • MetroCluster構成では、フェイルオーバー後にSnapCenterで保護関係を検出できないことがあります。

    • VMDK上のアプリケーション データをバックアップする場合に、SnapCenter Plug-in for VMware vSphereのJavaヒープ サイズが不足していると、バックアップが失敗することがあります。

      Javaヒープ サイズを増やすには、スクリプト ファイル/opt/NetApp/init_scripts/scvserviceを探します。そのスクリプトでdo_start methodコマンドを使用して、SnapCenter VMwareプラグイン サービスを開始します。このコマンドを次のように更新します。 Java -jar -Xmx8192M -Xms4096M

Top of Page