SnapCenter Software 4.9

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Windowsファイルシステムの単一リソースのオンデマンド バックアップ

リソース グループに含まれていないリソースは、[リソース]ページからオンデマンドでバックアップすることができます。

タスク概要

セカンダリー ストレージとのSnapMirror関係があるリソースをバックアップする場合は、ストレージ ユーザーに割り当てられたロールに「snapmirror all」権限が含まれている必要があります。ただし、「vsadmin」ロールを使用する場合は、「snapmirror all」権限は不要です。

SnapCenterによるファイルシステムのバックアップでは、バックアップするファイルシステムのボリューム マウント ポイント(VMP)にマウントされているLUNはバックアップされません。
Windowsファイルシステムについての作業では、データベース ファイルはバックアップしないでください。バックアップを作成しても整合性に欠け、リストア時にデータが失われる可能性があります。データベース ファイルを保護するには、データベースに適したSnapCenterプラグイン(SnapCenter Plug-in for Microsoft SQL Server、SnapCenter Plug-in for Microsoft Exchange Server、データベース ファイル用のカスタム プラグインなど)を使用する必要があります。

手順

  1. 左側のナビゲーション ペインで、[リソース]をクリックし、リストから適切なプラグインを選択します。

  2. [リソース]ページで、リソース タイプとして[File System]を選択し、バックアップするリソースを選択します。

  3. [File System - Protect]ウィザードが自動的に起動しない場合は、[Protect]をクリックしてウィザードを開始します。

    「リソース グループの作成」の作業の説明に従って、保護設定を指定します。

  4. オプション:ウィザードの[リソース]ページで、Snapshotコピーのカスタムの名前形式を入力します。

    たとえば、customtext_resourcegroup_policy_hostnameやresourcegroup_hostnameなどの形式です。デフォルトでは、Snapshotコピーの名前の後ろにタイムスタンプが付加されます。

  5. [ポリシー]ページで、次の作業を実行します。

    1. ドロップダウン リストから1つ以上のポリシーを選択します。

      いずれかの既存のポリシーを選択して[詳細]をクリックし、そのポリシーを使用できるかどうかを確認することができます。

      既存のポリシーがいずれも要件を満たさない場合は、既存のポリシーをコピーして変更するか、add policy from resourcegroupをクリックしてポリシー ウィザードで新しいポリシーを作成できます。

      選択したポリシーが[Configure schedules for selected policies]セクションの[ポリシー]列に表示されます。

    2. [Configure schedules for selected policies]セクションで、スケジュールを設定するポリシーの[Configure Schedules]列にあるadd policy from resourcegroupをクリックします。

    3. [Add schedules for policy policy_name]ダイアログ ボックスで、開始日、有効期限、頻度を指定してスケジュールを設定し、[完了]をクリックします。

      設定したスケジュールは、[Configure schedules for selected policies]セクションの[Applied Schedules]列に表示されます。

  6. [Notification]ページで、次の作業を行います。

    フィールド 操作

    E メール設定

    [Always][On Failure]、または[On failure or warning]のいずれかを選択します。この設定に従って、バックアップ リソース グループを作成したとき、ポリシーを適用したとき、およびスケジュールを設定したときに受信者にEメールが送信されます。

    SMTPサーバーの情報、Eメールのデフォルトの件名、および「送信先」と「送信元」のEメール アドレスを入力します。

    From

    Eメール アドレス

    To

    Eメールの送信先アドレス

    Subject

    Eメールのデフォルトの件名

  7. 概要を確認し、[完了]をクリックします。

    データベース トポロジーのページが表示されます。

  8. [Back up Now]をクリックします。

  9. [バックアップ]ページで次の手順を実行します。

    1. リソースに複数のポリシーを適用した場合は、バックアップに使用するポリシーを[ポリシー]ドロップダウン リストから選択します。

      オンデマンド バックアップ用に選択したポリシーがバックアップ スケジュールに関連付けられている場合、オンデマンド バックアップは、スケジュール タイプの保持設定に基づいて保持されます。

    2. [バックアップ]をクリックします。

  10. [モニタ] > [ジョブ]をクリックし、処理の進捗状況を監視します。

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