エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

SnapCenter Software 5 マニュアル ( CA08871-403 )

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SnapCenterのライセンス

SnapCenterでは、アプリケーション、データベース、ファイルシステム、仮想マシンのデータ保護を実現するために複数のライセンスが必要です。インストールするSnapCenterライセンスのタイプは、ストレージ環境および使用する機能によって異なります。

ライセンス インストール先

SnapCenter Standard(コントローラー ベース)

ETERNUS AX/AC/HX seriesで必要

SnapCenter Standardライセンスはコントローラー ベースのライセンスでCore and Data Protectionに含まれています。SnapManager Suiteライセンスには、SnapCenter Standardライセンスの使用権も付随しています。

SnapCenterは、Data Protection Bundleの一部としても提供されます。AX4100以降を購入済みの場合は、Data Protection Bundleを購入する必要があります。

SnapCenter Standard(容量ベース)

Cloud Volumes ONTAPで必要。

Cloud Volumes ONTAPを使用している場合、 SnapCenterの管理対象データに応じて容量ベースのライセンスをTB単位で購入する必要があります。

SnapMirror / SnapVault

ONTAP

SnapCenterでレプリケーションを有効にする場合、SnapMirrorまたはSnapVaultどちらかのライセンスが必要です。

SnapRestore

バックアップのリストアと検証に必要です。

プライマリー ストレージ システム

  • SnapVaultデスティネーション システムでリモート検証とバックアップからのリストアを実行するために必要です。

  • SnapMirrorデスティネーション システムでリモート検証を実行するために必要です。

FlexClone

データベースのクローニング処理と検証処理に必要です。

プライマリー ストレージ システムとセカンダリー ストレージ システム

  • SnapVaultデスティネーション システムでセカンダリー バックアップからクローンを作成するために必要です。

  • SnapMirrorデスティネーション システムでセカンダリーSnapMirrorバックアップからクローンを作成するために必要です。

プロトコル

  • LUN用のiSCSIライセンスまたはFCライセンス

  • SMB共有用のCIFSライセンス

  • NFSタイプのVMDK用のNFSライセンス

  • VMFSタイプのVMDK用のiSCSIライセンスまたはFCライセンス

ソース ボリュームを利用できない場合にSnapMirrorデスティネーション システムからデータを提供するには、SnapMirrorデスティネーション システムに必要です。

SnapCenter Standardライセンス(オプション)

セカンダリー デスティネーション

セカンダリー デスティネーションにSnapCenter Standardライセンスを追加することを推奨しますが、必須ではありません。セカンダリー デスティネーションでSnapCenter Standardライセンスが有効になっていない場合、フェイルオーバー後にSnapCenterを使用してセカンダリー デスティネーションでリソースをバックアップすることができません。ただし、クローン処理と検証処理を実行するためには、セカンダリー デスティネーションにFlexCloneライセンスが必要です。
SnapCenter AdvancedとSnapCenter NAS File Servicesのライセンスは廃止され、現在は提供されていません。

1つ以上のSnapCenterライセンスをインストールする必要があります。ライセンスの追加方法については、「SnapCenter Standardコントローラーベース ライセンスの追加」または「SnapCenter Standard容量ベース ライセンスの追加」を参照してください。

Single Mailbox Recovery(SMBR)ライセンス

SnapCenter Plug-in for Exchangeを使用してMicrosoft Exchange ServerのデータベースとSingle Mailbox Recovery(SMBR)を管理する場合は、SMBR用の追加ライセンスが必要です。このライセンスはユーザーのメールボックス数に基づいて別途購入する必要があります。

Single Mailbox Recoveryは、2023年5月12日に販売終了(EOA)になりました。2020年6月24日に導入された販売用パーツ番号を通じてメールボックスの容量、メンテナンス、サポートを購入されたお客様には、サポート対象の期間中は引き続きサポートを提供いたします。

Single Mailbox Recoveryは、Ontrackが提供するパートナー製品です。Ontrack PowerControlsには、Single Mailbox Recoveryと同様の機能が用意されています。販売終了となる2023年5月12日以降、お客様は、新しいOntrack PowerControlsソフトウェア ライセンスとOntrack PowerControlsのメンテナンスおよびサポート更新をOntrackから(licensingteam@ontrack.com経由で)購入して、メールボックスをきめ細かくリカバリーできます。

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