本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

SnapCenter Software 5 マニュアル ( CA08871-403 )

SnapCenter Serverホストの機器更改

SnapCenter Serverホストの更改が必要な場合は、同じバージョンのSnapCenter Serverを新しいホストにインストールし、APIを実行して古いサーバーからSnapCenterをバックアップして、新しいサーバーでリストアできます。

手順

新しいホストを導入し、次のタスクを実行します。
1. 同じバージョンのSnapCenter Serverをインストールします。
2. （オプション）CA証明書を設定し、双方向SSLを有効にします。詳細については、「CA証明書CSRファイルを生成します」と「双方向SSL通信を設定します」を参照してください。
3. （オプション）多要素認証を設定します。詳細については、「多要素認証（MFA）を有効にする」を参照してください。
SnapCenter Adminユーザーとしてログインします。

古いホストでSnapCenter Serverのバックアップを作成します。それには、API /5.0/server/backupまたはコマンドレットNew-SmServerBackupのいずれかを実行します。

バックアップを作成する前に、スケジュールされたすべてのジョブを一時停止し、実行中のジョブがないことを確認します。

新しいドメインで実行されているSnapCenter Serverでバックアップをリストアする場合は、バックアップを作成する前に、古いSnapCenterホストに新しいドメインユーザーを追加し、SnapCenter Adminロールを割り当てる必要があります。

古いホストから新しいホストにバックアップをコピーします。

新しいホストにSnapCenter Serverのバックアップをリストアします。それには、API /5.0/server/restoreまたはコマンドレットRestore-SmServerBackupのいずれかを実行します。

デフォルトでは、リストアによって、すべてのホストでSnapCenter Server URLが新しいものに更新されます。更新をスキップする場合は、-SkipSMSURLInHosts属性を使用してサーバーURLを個別に更新します。それには、API /5.0/server/configureurlまたはコマンドレットSet-SmServerConfigのいずれかを実行します。

プラグインホストがサーバーのホスト名を解決できない場合は、それぞれのプラグインホストにログインし、新しいIPのetc/hostエントリを<New IP> SC_Server_Nameの形式で追加します。

サーバーのetc/hostエントリはリストアされません。古いサーバーから手動でリストアできます。

新しいドメインで実行されているSnapCenter Serverにバックアップをリストアする場合に、古いドメインユーザーを引き続き使用するには、古いドメインを新しいSnapCenter Serverに登録する必要があります。

古いSnapCenterホストでweb.configファイルを手動で更新した場合、その更新内容は新しいホストにコピーされません。新しいホストのweb.configファイルでも、同じ変更を手動で行う必要があります。

SnapCenter Server URLの更新をスキップした場合、またはリストアプロセス中にいずれかのホストが停止していた場合は、SnapCenterで管理されるすべてのホストまたは指定したホストで新しいサーバー名を更新します。それには、API /5.0/server/configureurlまたはコマンドレットSet-SmServerConfigのいずれかを実行します。
新しいSnapCenter Serverからすべてのホストのスケジュール済みジョブをアクティブ化します。

F5クラスタ内のノードの機器更改

F5クラスタ内のノードを削除して新しいノードを追加することで、ノードの機器更改を実行できます。機器更改が必要なノードがアクティブな場合は、クラスタの別のノードをアクティブにしてからノードを削除します。

F5クラスタにノードを追加する方法については、「F5を使用してSnapCenterサーバーのハイアベイラビリティを構成します」を参照してください。

F5クラスタのURLが変わった場合は、すべてのホストでURLを更新できます。それには、API /5.0/server/configureurlまたはコマンドレットSet-SmServerConfigのいずれかを実行します。

古いSnapCenter Serverホストの運用停止

新しいSnapCenter Serverが稼働中であることと、すべてのプラグインホストが新しいSnapCenter Serverホストと通信できることを確認したら、古いSnapCenter Serverホストを削除できます。

古いSnapCenter Serverホストへのロールバック

問題が発生した場合は、すべてのホストのSnapCenter Server URLを更新することで、古いSnapCenter Serverホストに戻すことができます。それには、API /5.0/server/configureurlまたはコマンドレットSet-SmServerConfigのいずれかを実行します。

ディザスタリカバリー

スタンドアロンSnapCenterホストのディザスタリカバリー

サーバーのバックアップを新しいホストにリストアすることで、ディザスタリカバリーを実行できます。

開始する前に

古いSnapCenter Serverのバックアップがあることを確認します。

手順

新しいホストを導入し、次のタスクを実行します。
1. 同じバージョンのSnapCenter Serverをインストールします。
2. CA証明書を設定し、双方向SSLを有効にします。詳細については、「CA証明書CSRファイルを生成します」と「双方向SSL通信を設定します」を参照してください。
古いSnapCenter Serverのバックアップを新しいホストにコピーします。
SnapCenter Adminユーザーとしてログインします。

サーバーのetc/hostエントリはリストアされません。古いサーバーから手動でリストアできます。

URLの更新をスキップした場合、またはリストアプロセス中にいずれかのホストが停止していた場合は、SnapCenterで管理されるすべてのホストまたは指定したホストで新しいサーバー名を更新します。それには、API /5.0/server/configureurlまたはコマンドレットSet-SmServerConfigのいずれかを実行します。

SnapCenter F5クラスタのディザスタリカバリー

サーバーのバックアップを新しいホストにリストアし、スタンドアロンホストをクラスタに変換することで、ディザスタリカバリーを実行できます。

開始する前に

古いSnapCenter Serverのバックアップがあることを確認します。

手順

新しいホストを導入し、次のタスクを実行します。
1. 同じバージョンのSnapCenter Serverをインストールします。
2. CA証明書を設定し、双方向SSLを有効にします。詳細については、「CA証明書CSRファイルを生成します」と「双方向SSL通信を設定します」を参照してください。
古いSnapCenter Serverのバックアップを新しいホストにコピーします。
SnapCenter Adminユーザーとしてログインします。

サーバーのetc/hostエントリはリストアされません。古いサーバーから手動でリストアできます。

URLの更新をスキップした場合、またはリストアプロセス中にいずれかのホストが停止していた場合は、SnapCenterで管理されるすべてのホストまたは指定したホストで新しいサーバー名を更新します。それには、API /5.0/server/configureurlまたはコマンドレットSet-SmServerConfigのいずれかを実行します。
スタンドアロンホストをF5クラスタに変換します。

F5の設定方法については、「F5を使用してSnapCenterサーバーのハイアベイラビリティを構成します」を参照してください。

SnapCenter Software 5 マニュアル ( CA08871-403 )

SnapCenter Serverホストの機器更改

F5クラスタ内のノードの機器更改

古いSnapCenter Serverホストの運用停止

古いSnapCenter Serverホストへのロールバック

ディザスタ リカバリー

スタンドアロンSnapCenterホストのディザスタ リカバリー

SnapCenter F5クラスタのディザスタ リカバリー

ディザスタリカバリー

スタンドアロンSnapCenterホストのディザスタリカバリー

SnapCenter F5クラスタのディザスタリカバリー