SnapCenter Software 6 マニュアル ( CA08871-404 )
概念
SnapCenter Serverのインストール
SnapCenter Serverのインストールの準備
WindowsホストへのSnapCenter Serverのインストール
LinuxホストへのSnapCenter Serverのインストール
WindowsホストのCA証明書の設定
証明書ベースの認証の設定
SnapCenter Serverからの認証局(CA)証明書のエクスポート
UNIXホスト プラグインへのCA証明書のインポートとSPLトラストストアへのルート証明書または中間証明書の設定
高可用性の設定
ロールベース アクセス制御(RBAC)の設定
SnapCenter Standardコントローラーベース ライセンスの追加
ストレージ システムのプロビジョニング
Windowsホストでのストレージのプロビジョニング
Microsoft SQL Serverデータベースの保護
SnapCenter Plug-in for Microsoft SQL Server
SnapCenter Plug-in for Microsoft SQL Serverの概要
SnapCenter Plug-in for Microsoft SQL Serverの機能
SnapCenter Plug-in for Microsoft SQL Serverの特長
SnapCenter Plug-in for Microsoft SQL Serverでサポートされるストレージ タイプ
SnapCenter Plug-in for Microsoft SQL Serverのストレージ レイアウトに関する推奨事項
SnapMirrorレプリケーションとSnapVaultレプリケーションのためのストレージ システムの準備
SQL Serverリソースのバックアップ戦略
ソース ストレージ システムにトランザクション ログ バックアップを保持する期間
SQL Serverのリストア戦略
クイック スタート ガイド - SnapCenter Plug-in for Microsoft SQL Serverのインストール
SnapCenter Serverとプラグインのインストールの準備
SnapCenter Plug-in for Microsoft SQL Serverのインストールの準備
SnapCenter Plug-in for Microsoft SQL Serverのインストール ワークフロー
ホストを追加してSnapCenter Plug-in for Microsoft SQL Serverをインストールするための前提条件
SnapCenter Plug-ins Package for Windowsをインストールするホストの要件
SnapCenter Plug-ins Package for Windowsのクレデンシャルの設定
Windows Server 2016以降でのgMSAの設定
SnapCenter Plug-in for Microsoft SQL Serverのインストール
ホストの追加とSnapCenter Plug-ins Package for Windowsのインストール
コマンドレットを使用した複数のリモート ホストへのSnapCenter Plug-in for Microsoft SQL Serverのインストール
コマンドラインからのSnapCenter Plug-in for Microsoft SQL Serverのサイレント インストール
CA証明書の設定
SnapCenter Plug-in for VMware vSphereのインストール
SQL Serverのデータベース、インスタンス、可用性グループのバックアップ
ETERNUS AX/AC/HX Seriesへのリソースの移行
SQL Serverデータベースのバックアップ ポリシーの作成
SQL Serverに対するリソース グループの作成とポリシーの適用
PowerShellコマンドレットを使用したストレージ システム接続とクレデンシャルの作成
PowerShellコマンドレットを使用したリソースのバックアップ
SnapCenter Plug-in for Microsoft SQL Serverのバックアップ処理のキャンセル
[Topology]ページでのSQL Serverのバックアップとクローンの表示
SAP HANAデータベースの保護
SnapCenter Plug-in for SAP HANA Database
SnapCenter Plug-in for SAP HANA Databaseの概要
SnapCenter Plug-in for SAP HANA Databaseの機能
SnapCenter Plug-in for SAP HANA Databaseの特長
SnapCenter Plug-in for SAP HANA Databaseでサポートされるストレージ タイプ
SnapCenter Plug-in for SAP HANA Databaseのインストール準備
SnapCenter Plug-in for SAP HANA Databaseのインストール ワークフロー
ホストを追加してSnapCenter Plug-in for SAP HANA Databaseをインストールするための前提条件
SnapCenter Plug-ins Package for Windowsをインストールするホストの要件
SnapCenter Plug-ins Package for Linuxをインストールするホストの要件
SnapCenter Plug-in for SAP HANA Databaseのクレデンシャルの設定
Windows Server 2016以降でのgMSAの設定
SnapCenter Plug-in for SAP HANA Databaseのインストール
ホストの追加とリモート ホストへのプラグイン パッケージのインストール
コマンドレットを使用した複数のリモート ホストへのSnapCenter Plug-ins Package for Linux / Windowsのインストール
コマンドライン インターフェイスを使用したLinuxホストへのSnapCenter Plug-in for SAP HANA Databaseのインストール
SnapCenter Plug-in for VMware vSphereのインストール
SAP HANAリソースのバックアップ
SAP HANAデータベースのHDBユーザー ストア キーとHDBSQL OSユーザーの設定
SAP HANAデータベース用のPowerShellコマンドレットを使用したストレージ システムへの接続とクレデンシャルの作成
Oracleデータベースの保護
SnapCenter Plug-in for Oracle Databaseの概要
Plug-in for Oracle Databaseの機能
Plug-in for Oracle Databaseでサポートされるストレージ タイプ
Plug-in for OracleでのSnapMirrorレプリケーションとSnapVaultレプリケーションのためのストレージ システムの準備
SnapCenter Plug-in for Oracle Databaseのインストール
SnapCenter Plug-in for Oracle Databaseのインストール ワークフロー
ホストを追加してPlug-in Package for Linux / AIXをインストールするための前提条件
ホストの追加と、LinuxまたはAIX用のプラグイン パッケージのインストール
LinuxまたはAIX用のプラグイン パッケージをインストールする別の方法
SnapCenter Plug-in Loaderサービスの設定
LinuxホストでのSnapCenter Plug-in Loaderサービスを使用したCA証明書の設定
SnapManager for OracleおよびSnapManager for SAPからのSnapCenterへのデータのインポート
SnapCenter Plug-in for VMware vSphereのインストール
Oracleデータベースのバックアップ
バックアップ構成情報
Oracleデータベースのリストアとリカバリー
Oracleデータベースのリストアおよびリカバリー戦略の定義
リストア固有のプリスクリプトとポストスクリプト用に事前定義された環境変数
ポイントインタイム リカバリーを使用した表領域のリストアとリカバリー
ポイントインタイム リカバリーを使用したプラガブル データベースのリストアとリカバリー
アプリケーション ボリュームの管理
Windowsファイルシステムの保護
SnapCenter Plug-in for Microsoft Windowsの概念
SnapCenter Plug-in for Microsoft Windowsの概要
SnapCenter Plug-in for Microsoft Windowsの機能
SnapCenter Plug-in for Windowsの特長
SnapCenterでのWindowsファイルシステムのバックアップ方法
SnapCenter Plug-in for Microsoft Windowsでサポートされるストレージ タイプ
SnapCenter Plug-in for Microsoft Windowsのインストール
SnapCenter Plug-in for Microsoft Windowsのインストール ワークフロー
SnapCenter Plug-in for Microsoft Windowsのインストール要件
ホストの追加とSnapCenter Plug-in for Microsoft Windowsのインストール
PowerShellコマンドレットを使用した複数のリモート ホストへのSnapCenter Plug-in for Microsoft Windowsのインストール
コマンドラインからのSnapCenter Plug-in for Microsoft Windowsのサイレント インストール
SnapCenter Plug-in for VMware vSphereのインストール
Windowsファイルシステムのバックアップ
Windowsファイルシステムのバックアップ ポリシーの作成
Windowsファイルシステムの単一リソースのオンデマンド バックアップ
Windowsファイルシステムのリソース グループのバックアップ
PowerShellコマンドレットを使用したストレージ システム接続とクレデンシャルの作成
PowerShellコマンドレットを使用したリソースのバックアップ
[Topology]ページでの関連するバックアップとクローンの表示
Windowsファイルシステムのリストア
Microsoft Exchange Serverデータベースの保護
SnapCenter Plug-in for Microsoft Exchange Serverの概念
SnapCenter Plug-in for Microsoft Exchange Serverの機能
SnapMirrorレプリケーションとSnapVaultレプリケーションのためのストレージ システムの準備
SnapCenter Plug-in for Microsoft Exchange Serverのインストール
SnapCenter Plug-in for Microsoft Exchange Serverのインストール ワークフロー
ホストを追加してSnapCenter Plug-in for Microsoft Exchange Serverをインストールするための前提条件
SnapCenter Plug-in for Windowsのクレデンシャルの設定
Windows Server 2016以降でのgMSAの設定
ホストの追加とPlug-in for Exchangeのインストール
PowerShellコマンドレットを使用したSnapCenter ServerホストからのPlug-in for Exchangeのインストール
コマンドラインからのSnapCenter Plug-in for Exchangeのサイレント インストール
SnapCenterプラグイン パッケージのインストール ステータスの監視
CA証明書の設定
IBM Db2の保護
SnapCenter Plug-in for IBM Db2
SnapCenter Plug-in for IBM Db2の概要
SnapCenter Plug-in for IBM Db2の機能
SnapCenter Plug-in for IBM Db2の特長
SnapCenter Plug-in for IBM Db2でサポートされるストレージ タイプ
SnapCenter Plug-in for IBM Db2のインストール準備
SnapCenter Plug-in for IBM Db2のインストール ワークフロー
ホストを追加してSnapCenter Plug-in for IBM Db2をインストールするための前提条件
SnapCenter Plug-ins Package for Windowsをインストールするホストの要件
SnapCenter Plug-ins Package for Linuxをインストールするホストの要件
SnapCenter Plug-in for IBM Db2のクレデンシャルの設定
IBM Db2リソースのバックアップ
IBM Db2用のPowerShellコマンドレットを使用したストレージ システム接続とクレデンシャルの作成
IBM Db2のリストア
PostgreSQLの保護
SnapCenter Plug-in for PostgreSQL
SnapCenter Plug-in for PostgreSQLの概要
SnapCenter Plug-in for PostgreSQLの機能
SnapCenter Plug-in for PostgreSQLの特長
SnapCenter Plug-in for PostgreSQLでサポートされるストレージ タイプ
SnapCenter Plug-in for PostgreSQLのインストール準備
SnapCenter Plug-in for PostgreSQLのインストール ワークフロー
ホストを追加してSnapCenter Plug-in for PostgreSQLをインストールするための前提条件
SnapCenter Plug-ins Package for Windowsをインストールするホストの要件
SnapCenter Plug-ins Package for Linuxをインストールするホストの要件
SnapCenter Plug-in for PostgreSQLのクレデンシャルの設定
PostgreSQLリソースのバックアップ
PostgreSQL用のPowerShellコマンドレットを使用したストレージ システム接続とクレデンシャルの作成
MySQLの保護
SnapCenter Plug-in for MySQL
SnapCenter Plug-in for MySQLの概要
SnapCenter Plug-in for MySQLの機能
SnapCenter Plug-in for MySQLの特長
SnapCenter Plug-in for MySQLでサポートされるストレージ タイプ
SnapCenter Plug-in for MySQLのインストール準備
SnapCenter Plug-in for MySQLのインストール ワークフロー
ホストを追加してSnapCenter Plug-in for MySQLをインストールするための前提条件
SnapCenter Plug-ins Package for Windowsをインストールするホストの要件
SnapCenter Plug-ins Package for Linuxをインストールするホストの要件
MySQLリソースのバックアップ
MySQL用のPowerShellコマンドレットを使用したストレージ システム接続とクレデンシャルの作成
UNIXファイルシステムの保護
SnapCenter Plug-in for UNIX File Systemsの概要
SnapCenter Plug-in for UNIX File Systemsのインストール
ホストを追加してPlug-in Package for Linuxをインストールするための前提条件
ホストの追加と、Plug-ins Package for Linuxのインストール
SnapCenter Plug-in Loaderサービスの設定
SnapCenter Plug-in for VMware vSphereのインストール
UNIXファイルシステムのバックアップ
Azure NetApp Filesで実行されているアプリケーションの保護
SnapCenterのインストールとクレデンシャルの作成
SAP HANAデータベースの保護
ホストの追加とSnapCenter Plug-in for SAP HANA Databaseのインストール
リソース グループの作成とSAP HANAバックアップ ポリシーの適用
弊社がサポートしているプラグインの保護
弊社がサポートしているプラグイン
弊社がサポートしているプラグインでサポートされるストレージ タイプ
弊社がサポートしているプラグインのインストール準備
弊社がサポートしているプラグインのインストール ワークフロー
ホストを追加して弊社がサポートしているプラグインをインストールするための前提条件
SnapCenter Plug-ins Package for Windowsをインストールするホストの要件
SnapCenter Plug-ins Package for Linuxをインストールするホストの要件
弊社がサポートしているプラグイン リソースのバックアップ
弊社がサポートしている個々のプラグイン リソースのバックアップ
弊社がサポートしているプラグイン リソースのリソース グループのバックアップ
PowerShellコマンドレットを使用したストレージ システム接続とクレデンシャルの作成
弊社がサポートしているプラグイン リソースのバックアップのクローニング
SnapCenter Serverとプラグインの管理
SnapCenter Serverとプラグインのアップグレード
利用可能なアップデートを確認するためのSnapCenterの設定
WindowsホストでのSnapCenter Serverのアップグレード
SnapCenter Serverとプラグインのアンインストール
SnapCenterプラグイン パッケージのアンインストール
SnapCenter GUIを使用したプラグインのアンインストール
PowerShellコマンドレットを使用したWindowsプラグインのアンインストール
CLIを使用したPlug-ins Package for LinuxまたはPlug-ins Package for AIXのアンインストール
ストレージ システムの機器更改
ストレージの機器更改が行われると、データが新しいストレージに移行され、アプリケーション ホストが新しいストレージにマウントされます。SnapCenterのバックアップ ワークフローで新しいストレージが特定され、新しいストレージがSnapCenterに登録されている場合はSnapshotが作成されます。
ストレージ更改後に作成された新しいバックアップでは、リストア、マウント、およびクローニングを実行できます。ただし、バックアップには古いストレージの詳細が含まれているため、ストレージ更改前に作成されたバックアップに対してこれらの処理を実行すると失敗します。ストレージ機器更改のAPIまたはコマンドレットを実行して、SnapCenterの古いバックアップを新しいストレージの詳細で更新する必要があります。
機器更改は次のSnapCenterプラグインでサポートされています。
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SnapCenter Plug-in for Microsoft SQL Server
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SnapCenter Plug-in for Windows
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SnapCenter Plug-in for Oracle Database
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SnapCenter Plug-in for SAP HANA Database
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SnapCenter Plug-in for Microsoft Exchange Server
サポートされているユースケースは次のとおりです。
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プライマリー ストレージの更改
ストレージ機器更改では、プライマリー ストレージを新しいストレージに置き換えることができます。既存のセカンダリー ストレージをプライマリー ストレージに変換することはできません。
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セカンダリー ストレージの更改
サポートされているその他のシナリオは次のとおりです。
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SVM名の変更
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ボリューム名の変更
プライマリー ストレージのバックアップの更新
ストレージの機器更改が完了したら、ストレージ機器更改のAPIまたはコマンドレットを実行して、SnapCenterの古いバックアップを新しいストレージの詳細で更新する必要があります。
このワークフローではSnapCenterリポジトリのデータが変更されるため、SnapCenterリポジトリをバックアップすることを推奨します。データに問題が発生した場合は、バックアップを使用してSnapCenterリポジトリを以前の状態に戻すことができます。
詳細については、「SnapCenterリポジトリをバックアップします」を参照してください。
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古いストレージから新しいストレージにデータを移行します。
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ホストをメンテナンス モードにします。
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新しいストレージをそれぞれのホストでマウントし、データベースを起動します。
新しいストレージは、以前と同じ方法でホストに接続する必要があります。たとえば、SANとして接続されていた場合は、SANとして接続する必要があります。
新しいストレージは、古いストレージと同じドライブまたはパスにマウントする必要があります。
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すべてのリソースが動作していることを確認します。
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SnapCenterで新しいストレージを追加します。
SnapCenterのクラスタ間でSVM名が一意であることを確認します。新しいストレージで同じSVM名を使用しており、ストレージ更改の実行前にSVMのすべてのボリュームを移行できる場合は、古いクラスタのSVMを削除したあとSnapCenterで古いクラスタを再検出してSVMをキャッシュから削除することを推奨します。
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ホストを本番モードにします。
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SnapCenterで、ストレージを移行するリソースのバックアップを作成します。SnapCenterで最新のストレージ フットプリントを特定するには、新しいバックアップが必要です。このバックアップは、既存の古いバックアップのメタデータを更新するために使用されます。
ホストに新しいLUNを接続すると、新しいシリアル番号が割り当てられます。Windowsファイルシステムの検出中、SnapCenterは一意のシリアル番号すべてを新しいリソースとして扱います。ストレージ機器更改時に、新しいストレージのLUNが同じドライブレターまたはパスでホストに接続される場合、SnapCenterでWindowsファイルシステムを検出すると、同じドライブレターまたはパスでマウントされていても、既存のリソースが削除済みとしてマークされ、新しいLUNが新しいリソースとして表示されます。リソースが削除済みとマークされていると、そのリソースはSnapCenterでストレージ機器更改の対象とはみなされません。そのため、古いリソースのバックアップはすべて失われます。Windowsファイルシステム リソースの場合、ストレージ更改を行う際は、ストレージの更改APIまたはコマンドレットを実行する前にリソースの検出を実行しないでください。 -
ストレージ更改API
/<snapcenter_version>/techrefresh/primarystorage
またはコマンドレット_Invoke-SmTechRefreshPrimaryStorage_のいずれかを実行します。レプリケーションが有効なポリシーがリソースに設定されている場合は、ストレージ更改後の最新のバックアップにセカンダリー ストレージの詳細が含まれます。 -
SQLフェイルオーバー クラスタ インスタンス(FCI)セットアップを使用している場合、バックアップはクラスタ レベルで保持されます。ストレージ機器更改のために、クラスタ名を入力として指定する必要があります。
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SQL可用性グループ(AG)セットアップを使用している場合、バックアップはノード レベルで保持されます。ストレージ機器更改のために、ノード名を入力として指定する必要があります。
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Oracle Real Application Cluster(RAC)セットアップを使用している場合は、任意のノードでストレージ機器更改を実行できます。
IsDryRun属性は、デフォルトでTrueに設定されています。これで、ストレージが更改されているリソースが特定されます。リソースおよび変更されたストレージの詳細を表示するには、API'<snapcenter_version>/jobs/{jobid}'またはコマンドレットGet-SmJobSummaryReportのいずれかを実行します。
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ストレージの詳細を確認したら、IsDryRun属性をFalseに設定し、ストレージ更改API
/<snapcenter_version>/techrefresh/primarystorage
またはコマンドレットInvoke-SmTechRefreshPrimaryStorageのいずれかを実行します。これで、古いバックアップのストレージの詳細が更新されます。
同じホストでAPIまたはコマンドレットを複数回実行できます。古いバックアップのストレージの詳細はストレージが更改された場合にのみ更新されます。
ONTAPでクローン階層を移行することはできません。移行対象のストレージのクローン メタデータがSnapCenter内にある場合、クローニングされたリソースは独立したリソースとしてマークされます。クローン メタデータのクローンは再帰的に削除されます。 -
(オプション)すべてのSnapshotを古いプライマリー ストレージから新しいプライマリー ストレージに移動しない場合は、次のAPI
/<snapcenter_version>/hosts/primarybackupsexistencecheck
またはコマンドレット_Invoke-SmPrimaryBackupsExistenceCheck_を実行します。これにより、新しいプライマリー ストレージでSnapshotの有無のチェックが行われ、対応するバックアップがSnapCenterでの処理に使用できないとマークされます。
セカンダリー ストレージのバックアップの更新
ストレージの機器更改が完了したら、ストレージ機器更改のAPIまたはコマンドレットを実行して、SnapCenterの古いバックアップを新しいストレージの詳細で更新する必要があります。
このワークフローではSnapCenterリポジトリのデータが変更されるため、SnapCenterリポジトリをバックアップすることを推奨します。データに問題が発生した場合は、バックアップを使用してSnapCenterリポジトリを以前の状態に戻すことができます。
詳細については、「SnapCenterリポジトリをバックアップします」を参照してください。
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古いストレージから新しいストレージにデータを移行します。
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プライマリー ストレージと新しいセカンダリー ストレージの間にSnapMirror関係を確立し、関係が正常な状態であることを確認します。
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SnapCenterで、ストレージを移行するリソースのバックアップを作成します。
SnapCenterで最新のストレージ フットプリントを特定するには、新しいバックアップが必要です。このバックアップは、既存の古いバックアップのメタデータを更新するために使用されます。
この処理が完了するまで待つ必要があります。完了前に次の手順に進むと、SnapCenterで古いセカンダリーSnapshotメタデータが完全に失われます。 -
ホスト内のすべてのリソースのバックアップが正常に作成されたら、セカンダリー ストレージ更改API
/<snapcenter_version>/techrefresh/secondarystorage
またはコマンドレットInvoke-SmTechRefreshSecondaryStorageのいずれかを実行します。これで、指定したホスト内の古いバックアップのセカンダリー ストレージの詳細が更新されます。
この処理をリソース レベルで実行する場合は、各リソースの[Refresh]をクリックしてセカンダリー ストレージのメタデータを更新します。
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古いバックアップが正常に更新されたら、プライマリーとの古いセカンダリー ストレージ関係を解除できます。