SnapCenter Software 4.9

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Oracleデータベースのバックアップの要件

Oracleデータベースをバックアップする前に、前提条件が満たされていることを確認する必要があります。

  • ポリシーを適用したリソース グループを作成しておく必要があります。

  • セカンダリー ストレージとのSnapMirror関係があるリソースをバックアップする場合は、ストレージ ユーザーに割り当てられたONTAPロールに「snapmirror all」権限が含まれている必要があります。ただし、「vsadmin」ロールを使用する場合は、「snapmirror all」権限は不要です。

  • バックアップ処理で使用されるアグリゲートを、データベースが使用するStorage Virtual Machine(SVM)に割り当てておく必要があります。

  • データベースでセカンダリー保護が有効になっている場合は、そのデータベースに属しているすべてのデータ ボリュームとアーカイブ ログ ボリュームが保護されていることを確認する必要があります。

  • Oracle DBVERIFYユーティリティーを使用してバックアップを検証するには、ASMドライブ グループにファイルが格納されているデータベースが「MOUNT」または「OPEN」状態であることを確認しておく必要があります。

  • ボリューム マウント ポイントの長さが240文字を超えないことを確認しておく必要があります。

  • バックアップするデータベースのサイズが大きい(TB規模である)場合は、SnapCenter ServerホストのC:\Program Files\Fujitsu\SMCore\SMCoreServiceHost.exe.configファイルでRESTTimeoutの値を86,400,000ミリ秒に増やす必要があります。

    値を変更する場合は実行中のジョブがないことを確認し、値を増やしたあとにSnapCenter SMCoreサービスを再起動してください。

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