/opt/NetApp/snapcenter/scc/etcにあるagent.propertiesファイルのSKIP_FSTAB_UPDATEの値をtrueに設定して、fstabファイルの更新をスキップできます。
/opt/NetApp/snapcenter/scc/etcにあるagent.propertiesファイルのUSE_CUSTOM_CLONE_VOLUME_NAME_FORMATの値をtrueに設定して、静的クローンボリュームの名前とジャンクションパスを指定できます。ファイルを更新したら、次のコマンドを実行してSnapCenter Custom Plug-insサービスを再起動する必要があります。/opt/NetApp/snapcenter/scc/bin/scc restart

例：このプロパティを指定しない場合、クローンボリュームの名前とジャンクションパスは<Source_volume_name>_Clone_<Timestamp>のようになりますが、ここでは、次のようになります。<Source_volume_name>_Clone_<Clone_Name>

これにより名前が一定に保たれ、SnapCenterによってfstabが更新されるのが好ましくない場合に、fstabファイルを手動で更新できるようになります。

手順

左側のナビゲーションペインで、[Resources]をクリックし、リストから適切なプラグインを選択します。
[Resources]ページで、 [View] リストから [Path] または [Resource Group] を選択します。
詳細ビューまたはリソースグループの詳細ビューでファイルシステムを選択します。

トポロジーページが表示されます。
[Manage Copies]ビューで、ローカルコピー（プライマリー）、ミラーコピー（セカンダリー）、バックアップコピー（セカンダリー）のいずれかのバックアップを選択します。
表からバックアップを選択し、をクリックします。

[Location]ページで、次の操作を実行します。

フィールド	操作
Clone server	ソースホストがデフォルトで入力されています。
Clone mount point	ファイルシステムをマウントするパスを指定します。

フィールド

操作

Clone server

ソースホストがデフォルトで入力されています。

Clone mount point

ファイルシステムをマウントするパスを指定します。

[Scripts]ページで、次の手順を実行します。
1. クローニング処理の前後に実行するプリコマンドやポストコマンドを入力します。
  
  プラグインホストで使用できるコマンドリストにコマンドがあるかを、/opt/NetApp/snapcenter/scc/allowed_commands.configで確認します。
[Notification]ページで、[Email preference]ドロップダウンリストからEメールを送信するシナリオを選択します。

また、送信者と受信者のEメールアドレス、およびEメールの件名を指定する必要があります。実行されたクローン処理のレポートを添付する場合は、[Attach Job Report]を選択します。

Eメール通知を利用する場合は、GUIまたはPowerShellのSet-SmSmtpServerコマンドを使用して、SMTPサーバーの詳細を指定しておく必要があります。
概要を確認し、[Finish]をクリックします。
[Monitor] > [Jobs]をクリックし、処理の進捗状況を監視します。