エフサステクノロジーズ株式会社

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SnapCenter Software 6 マニュアル ( CA08871-404 )

Exchange Serverのリソース グループの作成とポリシーの適用

リソース グループはいずれのデータ保護ジョブにも必要になります。リソース グループに1つ以上のポリシーを適用して、実行するデータ保護ジョブのタイプと保護スケジュールを定義することも必要です。

タスク概要
  • SCRIPTS_PATHは、プラグイン ホストのSMCoreServiceHost.exe.ConfigファイルにあるPredefinedWindowsScriptsDirectoryキーを使用して定義します。

    必要に応じて、このパスを変更してSMcoreサービスを再起動できます。セキュリティを確保するために、デフォルトのパスを使用することを推奨します。

    キーの値は、Swaggerで次のAPIを使用して表示できます。API /4.7/configsettings

    GET APIを使用すると、キーの値を表示できます。SET APIはサポートされません。

  • ONTAP 9.12.1以前のバージョンでは、リストアの一環としてSnapLock Vault Snapshotから作成されたクローンが、SnapLock Vaultの有効期限を継承します。SnapLockの有効期限が過ぎたあと、ストレージ管理者がクローンを手動でクリーンアップする必要があります。

  • SnapMirror Active Syncを使用するリソースを含む既存のリソース グループにSnapMirror Active Syncを使用しない新しいデータベースを追加することはできません。

  • SnapMirror Active Syncのフェイルオーバー モードである既存のリソース グループに新しいデータベースを追加することはできません。リソースを追加できるのは、通常の状態またはフェイルバック状態のリソース グループのみです。

手順
  1. 左側のナビゲーション ペインで、[リソース]をクリックし、リストからMicrosoft Exchange Serverプラグインを選択します。

  2. [リソース]ページで、[表示]リストから[データベース]を選択します。

    SnapCenterに最近追加したリソースがある場合は、[リソースの更新]をクリックすると新たに追加されたリソースが表示されます。
  3. [新しいリソースグループ]をクリックします。

  4. [Name]ページで、次の操作を実行します。

    フィールド 操作

    名前

    リソース グループ名を入力します。

    リソース グループ名は250文字以内で指定する必要があります。

    タグ

    リソース グループを検索しやすくするために、ラベルを入力します。

    たとえば、複数のリソース グループにHRをタグとして追加すると、あとからHRタグに関連付けられたすべてのリソース グループを検索できます。

    Snapshot コピーには、カスタムの名前形式を使用する

    オプション:Snapshot名のカスタムの名前形式を入力します。

    たとえば、customtext_resourcegroup_policy_hostnameresourcegroup_hostname などの形式です。デフォルトでは、Snapshotの名前の後ろにタイムスタンプが付加されます。

  5. [リソース]ページで、次の手順を実行します。

    1. リソース タイプとデータベース可用性グループをドロップダウン リストから選択し、使用可能なリソースのリストをフィルターします。

      最近追加したリソースは、ユーザーがリソース リストを更新するまで[Available Resources]のリストには表示されません。

    [Available Resources]セクションと[Selected Resources]セクションに、データベース名がホストの完全修飾ドメイン名(FQDN)とともに表示されます。このFQDNは、データベースが特定のホスト上でアクティブであり、このホスト上にはバックアップが作成されない可能性があることを示すためのものです。[Server selection]のオプションから、1つ以上のバックアップ サーバーを選択する必要があります。これがポリシーで[Back up copies on servers to be selected at backup job creation time]オプションを選択した場合にバックアップが実行されるサーバーになります。

    1. 検索テキスト ボックスにリソースの名前を入力するか、スクロールしてリソースを見つけます。

    2. 次のいずれかの手順を実行し、リソースを[Available Resources]セクションから[Selected Resources]セクションに移動します。

      • 同じボリューム上のすべてのリソースを[Selected Resources]セクションに移動する場合は、[Autoselect all resources on same storage volume]を選択します。

      • [Available Resources]セクションでリソースを選択し、右矢印をクリックして[Selected Resources]セクションに移動します。

        SnapCenter for Microsoft Exchange Serverのリソース グループに含めることができるデータベースの数は、1つのSnapshotにつき最大30個です。1つのリソース グループに30個を超えるデータベースがある場合は、超過分のデータベース用に2つ目のSnapshotが作成されます。それに伴い、メインのバックアップ ジョブの下に2つのサブジョブが作成されます。セカンダリー レプリケーションが設定されたバックアップで、SnapMirrorやSnapVaultの更新中に、両方のサブジョブの更新が同時に実行される場合があります。ログにジョブの完了が記録されている場合でも、メインのバックアップ ジョブは無期限に実行され続けます。

  6. [ポリシー]ページで、次の手順を実行します。

    1. ドロップダウン リストから1つ以上のポリシーを選択します。

      Plus iconをクリックしてポリシーを作成することもできます。
      ポリシーに[Back up copies on servers to be selected at backup job creation time]オプションが含まれている場合は、1つ以上のサーバーを選択するためのオプションが表示されます。サーバー選択オプションには、選択したデータベースがETERNUS AX/AC/HX series上にあるサーバーのみが表示されます。

      [Configure schedules for selected policies]セクションに、選択したポリシーがリストされます。

    2. [Configure schedules for selected policies]セクションで、スケジュールを設定するポリシーの[Configure Schedules]列にあるPlus iconをクリックします。

    3. [Add schedules for policy policy_name]ダイアログ ボックスで、開始日、有効期限、および頻度を指定してスケジュールを設定し、[OK]をクリックします。

      この操作は、ポリシーに指定されている頻度ごとに実行する必要があります。設定したスケジュールは、[Configure schedules for selected policies]セクションの[Applied Schedules]列に表示されます。

      サードパーティのバックアップ スケジュールは、SnapCenterのバックアップ スケジュールと重複している場合、サポートされません。

  7. [Notification]ページで、[Email preference]ドロップダウン リストからEメールを送信するシナリオを選択します。

    また、送信者と受信者のEメール アドレス、およびEメールの件名を指定する必要があります。リソース グループに対して実行された処理のレポートを添付する場合は、[Attach Job Report]を選択します。

    Eメール通知を利用する場合は、GUIまたはPowerShellコマンドSet-SmSmtpServerを使用して、SMTPサーバーの詳細を指定しておく必要があります。

    コマンドレットで使用できるパラメーターとその説明は、Get-Help command_nameを実行して確認できます。

  8. 概要を確認し、[完了]をクリックします。

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