SnapCenter Software 4.9

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EMSデータ収集の管理

イベント管理システム(EMS)のデータ収集は、PowerShellコマンドレットを使用してスケジュール設定および管理できます。EMSデータ収集では、SnapCenter Server、インストールされているSnapCenterプラグイン パッケージ、ホストに関する情報などが収集され、指定したONTAP Storage Virtual Machine(SVM)に送信されます。

データ収集タスクの実行中はシステムのCPU利用率が上昇します。CPU利用率は、データ サイズに関係なく、処理の実行中は高いままです。

EMSデータ収集の停止

EMSデータ収集は、デフォルトで有効になり、インストールした日から7日ごとに実行されます。データ収集は、PowerShellのDisable-SmDataCollectionEMSコマンドレットを使用していつでも無効にできます。

手順

  1. PowerShellコマンドラインからOpen-SmConnectionと入力して、SnapCenterとのセッションを確立します。

  2. Disable-SmDataCollectionEmsと入力して、EMSデータ収集を無効にします。

EMSデータ収集の開始

EMSデータ収集はデフォルトで有効になっており、インストールした日から7日ごとに実行するようにスケジュールされています。無効にした場合は、Enable-SmDataCollectionEMSコマンドレットを使用して再度開始できます。

Data ONTAPのevent generate-autosupport-log権限がStorage Virtual Machine(SVM)ユーザーに付与されている必要があります。

手順

  1. PowerShellコマンドラインからOpen-SmConnectionと入力して、SnapCenterとのセッションを確立します。

  2. Enable-SmDataCollectionEMSと入力して、EMSデータ収集を有効にします。

EMSデータ収集のスケジュールとターゲットSVMの変更

PowerShellコマンドレットを使用して、EMSデータ収集のスケジュールやターゲットStorage Virtual Machine(SVM)を変更することができます。

手順

  1. PowerShellコマンドラインからOpen-SmConnectionコマンドレットを入力して、SnapCenterとのセッションを確立します。

  2. EMSデータ収集のターゲットを変更するには、Set-SmDataCollectionEmsTargetコマンドレットを入力します。

  3. EMSデータ収集のスケジュールを変更するには、Set-SmDataCollectionEmsScheduleコマンドレットを入力します。

EMSデータ収集のステータス監視

複数のPowerShellコマンドレットを使用して、EMSデータ収集のステータスを監視できます。スケジュール、Storage Virtual Machine(SVM)ターゲット、およびステータスに関する情報を取得することができます。

手順

  1. PowerShellコマンドラインからOpen-SmConnectionと入力して、SnapCenterとのセッションを確立します。

  2. EMSデータ収集のスケジュールに関する情報を取得するには、Get-SmDataCollectionEmsScheduleと入力します。

  3. EMSデータ収集のステータスに関する情報を取得するには、Get-SmDataCollectionEmsStatusと入力します。

  4. EMSデータ収集のターゲットに関する情報を取得するには、Get-SmDataCollectionEmsTargetと入力します。

詳細情報の参照

コマンドレットで使用できるパラメーターとその説明は、Get-Help command_nameを実行して確認できます。

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