エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

SnapCenter Software 6 マニュアル ( CA08871-404 )

IBM Db2用のPowerShellコマンドレットを使用したストレージ システム接続とクレデンシャルの作成

PowerShellコマンドレットを使用してIBM Db2データベースのバックアップ、リストア、クローニングを行う前に、Storage Virtual Machine(SVM)接続とクレデンシャルを作成する必要があります。

開始する前に
  • PowerShellコマンドレットを実行できるようにPowerShell環境を準備しておく必要があります。

  • ストレージ接続を作成するには、Infrastructure Adminロールの権限が必要です。

  • プラグインのインストールが実行中でないことを確認してください。

    ストレージ システム接続の追加中にホスト プラグインのインストールを実行しないでください。ホスト キャッシュが更新されず、SnapCenter GUIに"Not available for backup"または"Not on ETERNUS AX/AC/HX Series"と表示される場合があります。

  • ストレージ システムの名前は一意である必要があります。

    SnapCenterでは、別々のクラスタに属している場合でも、複数のストレージ システムに同じ名前を付けることはサポートされません。SnapCenterでサポートする各ストレージ システムには、一意な名前とデータLIFの一意なIPアドレスが必要です。

手順
  1. [SnapCenterPS]をクリックしてPowerShell Coreを起動します。

  2. Add-SmStorageConnectionコマンドレットを使用して、ストレージ システムへの新しい接続を作成します。

    PS C:\> Add-SmStorageConnection -StorageType DataOntap -Type DataOntap -OntapStorage ‘scsnfssvm’ -Protocol Https -Timeout 60
  3. Add-SmCredentialコマンドレットを使用して、新しいクレデンシャルを作成します。

    この例は、Windowsクレデンシャルを使用してFinanceAdminという名前の新しいクレデンシャルを作成する方法を示しています。

    PS C:\> Add-SmCredential -Name 'FinanceAdmin' -Type Linux -AuthenticationType PasswordBased -Credential db2hostuser -EnableSudoPrevileges:$true
  4. SnapCenter ServerにIBM Db2通信ホストを追加します。

    Linux:

    PS C:\> Add-SmHost -HostType Linux -HostName '10.232.204.61' -CredentialName 'defaultcreds'

    Windows:

    PS C:\> Add-SmHost -HostType Windows -HostName '10.232.204.61' -CredentialName 'defaultcreds'
  5. パッケージとSnapCenter Plug-in for IBM Db2をホストにインストールします。

    Linux:

    PS C:\> Install-SmHostPackage -HostNames '10.232.204.61' -PluginCodes DB2

    Windows:

    PS C:\> Install-SmHostPackage -HostNames '10.232.204.61' -PluginCodes DB2,SCW
  6. SQLLIBのパスを設定します。

    Windowsの場合、Db2プラグインはSQLLIBフォルダーのデフォルト パスを使用します: “C:\Program Files\IBM\SQLLIB\BIN”

    デフォルト パスを上書きする場合は、次のコマンドを使用します。

    PS C:\> Set-SmConfigSettings -Plugin -HostName '10.232.204.61' -PluginCode DB2 -configSettings @{"DB2_SQLLIB_CMD"="<custom_path>\IBM\SQLLIB\BIN"}

コマンドレットで使用できるパラメーターとその説明は、Get-Help command_nameを実行して確認できます。

Top of Page