SnapCenter Software 4.9

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Windowsクラスタでの非対称LUNマッピングのサポート

SnapCenter Plug-in for Microsoft SQL Serverは、SQL Server 2012以降、高可用性のための非対称LUNマッピング(ALM)構成、およびディザスタ リカバリーのための可用性グループの検出をサポートしています。SnapCenterは、リソースを検出する際に、ALM構成のローカル ホストとリモート ホストにあるデータベースを検出します。

ALM構成は、プライマリー データセンターとディザスタ リカバリー データセンターそれぞれに1つ以上のノードを配置した、単一のWindows Serverフェイルオーバー クラスタです。

ALM構成の例を次に示します。

  • マルチサイト データセンター内に2つのフェイルオーバー クラスタ インスタンス(FCI)

  • ローカルの高可用性(HA)をFCIで、ディザスタ リカバリー サイトに配置したスタンドアロン インスタンスによるディザスタ リカバリーを可用性グループ(AG)で実現

asymmetric lun mapping diagram

プライマリー データセンター内のストレージは、プライマリー データセンター内のFCIノード間で共有されます。ディザスタ リカバリー データセンター内のストレージは、ディザスタ リカバリー データセンター内のFCIノード間で共有されます。

プライマリー データセンターのストレージは、ディザスタ リカバリー データセンターのノードには認識されず、その逆も同様です。

ALMアーキテクチャーは、FCIで使用される2つの共有ストレージ ソリューションと、SQL AGで使用される非共有(専用)ストレージ ソリューションを組み合わせたものです。AGソリューションは、データセンター間の共有ディスク リソースに同じドライブ レターを使用します。クラスタ ディスクがWSFC内のノードのサブセット間で共有されるこのストレージ配置は、ALMと呼ばれます。

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