SnapCenter Software 4.9

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クレデンシャルの認証方式

クレデンシャルの認証方式は、アプリケーションや環境に応じて異なります。クレデンシャルで認証されたユーザーは、SnapCenterの処理を実行できます。プラグインのインストール用とデータ保護処理用にクレデンシャルを1組ずつ作成してください。

Windows認証

Windows認証方式は、Active Directoryに照らして認証します。Windows認証に使用するActive DirectoryはSnapCenterの外部でセットアップされます。SnapCenterの認証に追加の設定は必要ありません。Windowsクレデンシャルは、ホストの追加、プラグイン パッケージのインストール、ジョブのスケジュール設定などのタスクを実行する際に必要になります。

信頼されないドメインの認証

SnapCenterでは、信頼されないドメインに属するユーザーとグループを使用してWindowsクレデンシャルを作成できます。認証が成功するためには、信頼されないドメインをSnapCenterに登録する必要があります。

ローカル ワークグループ認証

SnapCenterでは、ローカル ワークグループのユーザーとグループを使用してWindowsクレデンシャルを作成できます。ローカル ワークグループのユーザーとグループはWindowsクレデンシャルの作成時には認証されず、ホストの登録やその他のホスト処理が実行された時点で認証されます。

SQL Server認証

SQL認証方式は、SQL Serverインスタンスに照らして認証します。したがって、SQL ServerインスタンスがSnapCenterで検出されなければなりません。そのため、SQLクレデンシャルを追加する前に、ホストの追加とプラグイン パッケージのインストールを完了し、リソースをリフレッシュしておく必要があります。SQL Server認証は、SQL Serverでのスケジュールの設定やリソースの検出などの処理を実行する際に必要になります。

Linux認証

Linux認証方式は、Linuxホストに照らして認証します。Linux認証は、SnapCenter GUIからリモートでLinuxホストを追加してSnapCenter Plug-ins Package for Linuxをインストールする際の最初のステップで必要になります。

AIX認証

AIX認証方式は、AIXホストに照らして認証します。AIX認証は、SnapCenter GUIからリモートでAIXホストを追加してSnapCenter Plug-ins Package for AIXをインストールする際の最初のステップで必要になります。

Oracleデータベース認証

Oracleデータベース認証方式は、Oracleデータベースに照らして認証します。Oracleデータベース認証は、Oracleデータベースに対する処理を実行する際、データベース ホストでオペレーティング システム(OS)認証が無効になっている場合に必要になります。そのため、Oracleデータベースのクレデンシャルを追加する前に、Oracleデータベースでsysdba権限があるOracleユーザーを作成しておく必要があります。

Oracle ASM認証

Oracle ASM認証方式は、Oracle Automatic Storage Management(ASM)インスタンスに照らして認証します。Oracle ASM認証は、Oracle ASMインスタンスにアクセスする際、データベース ホストでオペレーティング システム(OS)認証が無効になっている場合に必要になります。そのため、Oracle ASMのクレデンシャルを追加する前に、ASMインスタンスでsysasm権限があるOracleユーザーを作成しておく必要があります。

RMANカタログ認証

RMANカタログ認証方式は、Oracle Recovery Manager(RMAN)カタログ データベースに照らして認証します。外部のカタログ メカニズムを設定し、データベースをカタログ データベースに登録している場合は、RMANカタログ認証を追加する必要があります。

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