エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

SnapCenter Software 6 マニュアル ( CA08871-404 )

SnapCenter Plug-in for Microsoft Exchange Serverの概要

SnapCenter Plug-in for Microsoft Exchange Serverは、Exchangeデータベースに対するアプリケーション対応データ保護管理を可能にする、SnapCenterソフトウェアのホスト側コンポーネントです。Plug-in for Exchangeを使用すると、SnapCenter環境でのExchangeデータベースのバックアップとリストアが自動化されます。

Plug-in for Exchangeをインストールすると、SnapCenterでSnapMirrorテクノロジを使用して別のボリュームにバックアップ セットのミラー コピーを作成できるほか、SnapVaultテクノロジを使用して標準への準拠やアーカイブを目的としたDisk to Disk バックアップ レプリケーションを実行できます。

Exchangeデータベース全体ではなく、メールやメールボックスの単位でリストアとリカバリーを実行する場合は、Single Mailbox Recovery(SMBR)ソフトウェアを使用できます。

Plug-in for Exchangeは、SnapMirror Active Sync(当初はSnapMirrorビジネス継続性[SM-BC]としてリリース)をサポートしています。これにより、サイト全体の障害が発生した場合でもビジネス サービスの運用を継続でき、アプリケーションがセカンダリー コピーを使用して透過的にフェイルオーバーできるようになります。SnapMirror Active Syncでフェイルオーバーをトリガーするために、手動操作や追加のスクリプト作成は必要ありません。

SnapMirror Active Syncの非対称モード、フェイルオーバー モード、または非二重モードがサポートされます。これは、最適パスがプライマリー側のLUNの所有者ノードからのみであるソリューションを意味します。セカンダリー クラスタ パス上のI/Oは、プロキシ経由でプライマリー クラスタに提供されます。同期レプリケーションは、プライマリーからセカンダリーへの一方向です。

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