エフサステクノロジーズ株式会社

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SnapCenter Software 5 マニュアル ( CA08871-403 )

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SnapCenter Plug-in Loaderサービスの設定

SnapCenter Plug-in Loaderサービスは、SnapCenter Serverと連動するためにLinuxまたはAIX用のプラグイン パッケージをロードします。SnapCenter Plug-in Loaderサービスは、SnapCenter Plug-ins Package for LinuxまたはSnapCenter Plug-ins Package for AIXのインストール時にインストールされます。

タスク概要

SnapCenter Plug-ins Package for LinuxまたはSnapCenter Plug-ins Package for AIXのインストール後に、SnapCenter Plug-in Loaderサービスが自動的に開始されます。SnapCenter Plug-in Loaderサービスが自動的に開始されない場合は、次の作業を行う必要があります。

  • プラグインが動作しているディレクトリーが削除されていないことを確認します。

  • Java仮想マシンに割り当てられているメモリー容量を増やします。

/custom_location/Fujitsu/snapcenter/spl/etc/にあるspl.propertiesファイルには、次のパラメーターが含まれています。これらのパラメーターにはデフォルト値が割り当てられています。

パラメーター名 説明

LOG_LEVEL

サポートされるログ レベルを表示します。

指定可能な値は、TRACE、DEBUG、INFO、WARN、ERROR、およびFATALです。

SPL_PROTOCOL

SnapCenter Plug-in Loaderでサポートされるプロトコルを表示します。

HTTPSプロトコルのみがサポートされています。デフォルト値がない場合は、値を追加できます。

SNAPCENTER_SERVER_PROTOCOL

SnapCenter Serverでサポートされるプロトコルを表示します。

HTTPSプロトコルのみがサポートされています。デフォルト値がない場合は、値を追加できます。

SKIP_JAVAHOME_UPDATE

SPLサービスはデフォルトでjavaパスを検出し、JAVA_HOMEパラメーターを更新します。

したがって、デフォルト値はFALSEに設定されます。デフォルトの動作を無効にしてjavaパスを手動で修正するには、TRUEに設定します。

SPL_KEYSTORE_PASS

キーストア ファイルのパスワードを表示します。

この値は、パスワードを変更する場合や新しいキーストア ファイルを作成する場合にのみ変更できます。

SPL_PORT

SnapCenter Plug-in Loaderサービスが実行されているポート番号を表示します。

デフォルト値がない場合は、値を追加できます。

プラグインのインストール後に値を変更しないでください。

SNAPCENTER_SERVER_HOST

SnapCenter ServerのIPアドレスまたはホスト名を表示します。

SPL_KEYSTORE_PATH

キーストア ファイルの絶対パスを表示します。

SNAPCENTER_SERVER_PORT

SnapCenter Serverが実行されているポート番号を表示します。

LOGS_MAX_COUNT

/custom_location/snapcenter/spl/logsフォルダーに保持されるSnapCenter Plug-in Loaderログ ファイルの数を表示します。

デフォルト値は5000に設定されています。この数が指定した値より大きい場合は、最後に変更されたものから5,000個のファイルが保持されます。ファイル数のチェックは、SnapCenter Plug-in Loaderサービスが開始された時点から24時間ごとに自動的に行われます。

spl.propertiesファイルを手動で削除する場合、保持されるファイル数は9999に設定されます。

JAVA_HOME

SPLサービスの開始に使用されるJAVA_HOMEディレクトリーの絶対パスを表示します。

このパスは、インストール時にSPLを開始する段階で決定されます。

LOG_MAX_SIZE

ジョブ ログ ファイルの最大サイズを表示します。

最大サイズに達すると、そのログ ファイルはzipされ、そのジョブの新しいファイルにログが書き込まれます。

RETAIN_LOGS_OF_LAST_DAYS

ログが保持される最大日数が表示されます。

ENABLE_CERTIFICATE_VALIDATION

ホストでCA証明書の検証が有効になっている場合はtrueと表示されます。

このパラメーターを有効または無効にするには、spl.propertiesを編集するか、SnapCenterのGUIまたはコマンドレットを使用します。

これらのパラメーターにデフォルト値が割り当てられていない場合や、値を割り当てたり変更したりする場合は、spl.propertiesファイルを変更できます。パラメーターに割り当てられている値に関連する問題をトラブルシューティングするために、spl.propertiesファイルを検証および編集することもできます。spl.propertiesファイルを変更したら、SnapCenter Plug-in Loaderサービスを再起動する必要があります。

手順

  1. 必要に応じて、次のいずれかの操作を実行します。

    • SnapCenter Plug-in Loaderサービスを開始します。

      • rootユーザーの場合、/custom_location/Fujitsu/snapcenter/spl/bin/spl startを実行します。

      • root以外のユーザーの場合、sudo /custom_location/Fujitsu/snapcenter/spl/bin/spl startを実行します。

    • SnapCenter Plug-in Loaderサービスを停止します。

      • rootユーザーの場合、/custom_location/Fujitsu/snapcenter/spl/bin/spl stopを実行します。

      • root以外のユーザーの場合、sudo /custom_location/Fujitsu/snapcenter/spl/bin/spl stopを実行します。

        stopコマンドで-forceオプションを使用すると、SnapCenter Plug-in Loaderサービスを強制的に停止できます。ただし、既存の処理も終了してしまうため、このコマンドを使用する際は十分に注意してください。
    • SnapCenter Plug-in Loaderサービスを再開します。

      • rootユーザーの場合、/custom_location/Fujitsu/snapcenter/spl/bin/spl restartを実行します。

      • root以外のユーザーの場合、sudo /custom_location/Fujitsu/snapcenter/spl/bin/spl restartを実行します。

    • SnapCenter Plug-in Loaderサービスのステータスを確認します。

      • rootユーザーの場合、/custom_location/Fujitsu/snapcenter/spl/bin/spl statusを実行します。

      • root以外のユーザーの場合、sudo /custom_location/Fujitsu/snapcenter/spl/bin/spl statusを実行します。

    • SnapCenter Plug-in Loaderサービスの変更を検索します。

      • rootユーザーの場合、/custom_location/Fujitsu/snapcenter/spl/bin/spl changeを実行します。

      • root以外のユーザーの場合、sudo /custom_location/Fujitsu/snapcenter/spl/bin/spl changeを実行します。

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