SnapCenter Software 4.9

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データ保護のためのマルチテナント データベース コンテナの準備

SnapCenterに直接登録されているSAP HANAホストの場合、SnapCenter Plug-in for SAP HANA Databaseをインストールまたはアップグレードすると、ホスト上のリソースの自動検出がトリガーされます。プラグインのインストールまたはアップグレード後には、プラグイン ホストに配置されていたマルチテナント データベース コンテナ(MDC)リソースそれぞれが、異なるGUID形式を持つ別のMDCリソースとして自動的に検出され、SnapCenterに登録されます。新しいリソースは「ロック」状態になります。

タスク概要

SnapCenter 4.3で検出された新しいリソースを使用してデータ保護処理を行うには、次の手順を実行します。

手順

  1. [リソース]ページで、以前のSnapCenterリリースにバックアップが追加されている古いMDCリソースを選択し、[Topology]ページで「メンテナンス モード」にします。

    リソースがリソース グループに含まれている場合は、リソース グループを「メンテナンス モード」にします。

  2. SnapCenter 4.3へのアップグレード後に検出された新しいMDCリソースを[リソース]ページで選択し、構成します。

    「新しいMDCリソース」は、SnapCenter Serverとプラグイン ホストが4.3にアップグレードされたあとに、新しく検出されたMDCリソースを指します。そのホストでの古いMDCリソースと同じSIDを持つリソースが新しいMDCリソースです。[リソース]ページでは、横に赤い南京錠のアイコンが表示されます。

  3. 保護ポリシー、スケジュール、および通知設定を選択して、SnapCenter 4.3へのアップグレード後に検出された新しいMDCリソースを保護します。

  4. [Topology]ページからリソース グループを削除します。

  5. [リソース]ページから古いMDCリソースを削除します。

    たとえば、プライマリーSnapshotコピーの保持期間が7日、セカンダリーSnapshotコピーの保持期間が45日の場合、45日が経過してすべてのバックアップが削除されたあとは、リソース グループと古いMDCリソースを削除する必要があります。

詳細情報の参照

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