SnapCenter Software 4.9

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クローン固有のプリスクリプトとポストスクリプト用に事前定義された環境変数

SnapCenterでは、データベースのクローニング時にプリスクリプトとポストスクリプトを実行する際に、事前定義された環境変数を使用できます。

データベースのクローニングでサポートされる事前定義された環境変数

  • SC_ORIGINAL_SIDには、ソース データベースのSIDを指定します。

    このパラメーターはアプリケーション ボリュームに対して設定されます。

    例:NFSB32

  • SC_ORIGINAL_HOSTには、ソース ホストの名前を指定します。

    このパラメーターはアプリケーション ボリュームに対して設定されます。

    例:asmrac1.gdl.englab.fujitsucom

  • SC_ORACLE_HOMEには、ターゲット データベースのOracleホーム ディレクトリーのパスを指定します。

    例: /ora01/app/oracle/product/18.1.0/db_1

  • SC_BACKUP_NAMEには、バックアップの名前を指定します。

    このパラメーターはアプリケーション ボリュームに対して設定されます。

    例:

    • データベースがアーカイブ ログ モードで実行されていない場合:DATA@RG2_scspr2417819002_07-20-2021_12.16.48.9267_0|LOG@RG2_scspr2417819002_07-20-2021_12.16.48.9267_1

    • データベースがアーカイブ ログ モードで実行されている場合: DATA@RG2_scspr2417819002_07-20-2021_12.16.48.9267_0|LOG:RG2_scspr2417819002_07-20-2021_12.16.48.9267_1,RG2_scspr2417819002_07-21-2021_12.16.48.9267_1,RG2_scspr2417819002_07-22-2021_12.16.48.9267_1

  • SC_AV_NAMEには、アプリケーション ボリュームの名前を指定します。

    例:AV1|AV2

  • SC_ORIGINAL_OS_USERには、ソース データベースのオペレーティング システムの所有者を指定します。

    例:Oracle

  • SC_ORIGINAL_OS_GROUPには、ソース データベースのオペレーティング システムのグループを指定します。

    例:oinstall

  • SC_TARGET_SIDには、クローン データベースのSIDを指定します。

    PDBクローン ワークフローの場合、このパラメーターの値は事前定義されません。

    このパラメーターはアプリケーション ボリュームに対して設定されます。

    例:clonedb

  • SC_TARGET_HOSTには、データベースをクローニングするホストの名前を指定します。

    このパラメーターはアプリケーション ボリュームに対して設定されます。

    例:asmrac1.gdl.englab.fujitsu.com

  • SC_TARGET_OS_USERには、クローン データベースのオペレーティング システムの所有者を指定します。

    PDBクローン ワークフローの場合、このパラメーターの値は事前定義されません。

    例:Oracle

  • SC_TARGET_OS_GROUPには、クローン データベースのオペレーティング システムのグループを指定します。

    PDBクローン ワークフローの場合、このパラメーターの値は事前定義されません。

    例:oinstall

  • SC_TARGET_DB_PORTには、クローン データベースのデータベース ポートを指定します。

    PDBクローン ワークフローの場合、このパラメーターの値は事前定義されません。

    例:1521

区切り文字については、「サポートされている区切り文字」を参照してください。

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