SnapCenter Software 4.9

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Oracleデータベースのリソース グループの作成とポリシーの適用

リソース グループはコンテナであり、バックアップして保護するリソースをここに追加する必要があります。リソース グループを使用することで、特定のアプリケーションに関連するすべてのデータを同時にバックアップできます。

タスク概要

Oracle DBVERIFYユーティリティーを使用してバックアップを検証するには、ASMドライブ グループにファイルがあるデータベースが「MOUNT」または「OPEN」状態であることを確認する必要があります。

リソース グループに1つ以上のポリシーを適用して、実行するデータ保護ジョブのタイプを定義する必要があります。

次の図は、データベースのリソース、リソース グループ、ポリシーの関係を示しています。

sco resourcegroup policy

手順

  1. 左側のナビゲーション ペインで、[リソース]をクリックし、リストから適切なプラグインを選択します。

  2. [リソース]ページで、[新しいリソースグループ]をクリックします。

  3. [Name]ページで、次の操作を実行します。

    フィールド 操作

    名前

    リソース グループの名前を入力します。

    リソース グループ名は250文字以内で指定する必要があります。

    タグ

    リソース グループを検索しやすくするために、ラベルを入力します。

    たとえば、複数のリソース グループにHRをタグとして追加すると、あとからHRタグに関連付けられたすべてのリソース グループを検索できます。

    Snapshot コピーには、カスタムの名前形式を使用する

    Snapshotコピー名にカスタムの名前形式を使用する場合は、このチェック ボックスをオンにして名前形式を入力します。

    たとえば、customtext_resource group_policy_hostnameやresource group_hostnameなどの形式です。デフォルトでは、Snapshotコピーの名前の後ろにタイムスタンプが付加されます。

    バックアップからアーカイブログデスティネーションを除外する

    バックアップの対象から外すアーカイブ ログ ファイルのデスティネーションを指定します。

  4. [リソース]ページで、[ホスト]ドロップダウン リストからOracleデータベースのホスト名を選択します。

    [Available Resources]セクションには、正常に検出されたリソースのみがリストされます。最近追加したリソースは、ユーザーがリソース リストを更新するまで[Available Resources]のリストには表示されません。
  5. [Available Resources]セクションでリソースを選択し、[Selected Resources]セクションに移動します。

    1つのリソース グループ内のLinuxホストとAIXホストの両方からデータベースを追加できます。
  6. [ポリシー]ページで、次の手順を実行します。

    1. ドロップダウン リストから1つ以上のポリシーを選択します。

      add policy from resourcegroupをクリックしてポリシーを作成することもできます。

      [Configure schedules for selected policies]セクションに、選択したポリシーがリストされます。

    2. スケジュールを設定するポリシーの[Configure Schedules]列で、add policy from resourcegroupをクリックします。

    3. [Add schedules for policy policy_name]ウィンドウで、スケジュールを設定し、[OK]をクリックします。

      policy_nameは、選択したポリシーの名前です。

      設定したスケジュールが[Applied Schedules]列にリストされます。

    サードパーティのバックアップ スケジュールは、SnapCenterのバックアップ スケジュールと重複している場合、サポートされません。

  7. [Verification]ページで、次の手順を実行します。

    1. [Load locators]をクリックしてSnapMirrorボリュームまたはSnapVaultボリュームをロードして、セカンダリー ストレージで検証を実行します。

    2. [Configure Schedules]列でadd policy from resourcegroupをクリックして、ポリシーのすべてのスケジュール タイプに対して検証スケジュールを設定します。

    3. [Add Verification Schedules policy_name]ダイアログ ボックスで、次の操作を実行します。

      状況 操作

      バックアップ後に検証を実行

      [Run Verification after Backup]を選択します。

      検証のスケジュールを設定

      [Run scheduled verification]を選択し、ドロップダウン リストからスケジュール タイプを選択します。

    4. セカンダリー ストレージ システムでバックアップを検証する場合は、[Verify on secondary location]を選択します。

    5. [OK]をクリックします。

      設定した検証スケジュールが、[Applied Schedules]列にリストされます。

  8. [Notification]ページで、[Email preference]ドロップダウン リストからEメールを送信するシナリオを選択します。

    また、送信者と受信者のEメール アドレス、およびEメールの件名を指定する必要があります。リソース グループに対して実行された処理のレポートを添付する場合は、[Attach Job Report]を選択します。

    Eメール通知を利用する場合は、GUIまたはPowerShellのSet-SmSmtpServerコマンドを使用して、SMTPサーバーの詳細を指定しておく必要があります。
  9. 概要を確認し、[完了]をクリックします。

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