エフサステクノロジーズ株式会社

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SnapCenter Software 5 マニュアル ( CA08871-403 )

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PowerShellコマンドレットを使用したリソースのバックアップ

PowerShellコマンドレットを使用して、SQL ServerデータベースまたはWindowsファイルシステムをバックアップできます。SQL ServerデータベースまたはWindowsファイルシステムをバックアップする場合は、SnapCenter Serverとの接続を確立し、SQL Serverデータベース インスタンスまたはWindowsファイルシステムを検出し、ポリシーの追加とバックアップ リソース グループの作成を行い、バックアップを実行して検証します。

開始する前に
  • PowerShellコマンドレットを実行できるように環境を準備しておく必要があります。

  • ストレージ システム接続を追加し、クレデンシャルを作成しておく必要があります。

  • ホストを追加し、リソースを検出しておく必要があります。

手順
  1. Open-SmConnectionコマンドレットを使用して、指定のユーザーでSnapCenter Serverとの接続セッションを開始します。

    Open-smconnection  -SMSbaseurl  https://snapctr.demo.fujitsu.com:8146

    ユーザー名とパスワードのプロンプトが表示されます。

  2. Add-SmPolicyコマンドレットを使用して、バックアップ ポリシーを作成します。

    この例では、SQLのバックアップ タイプ「FullBackup」を指定して新しいバックアップ ポリシーを作成しています。

    PS C:\> Add-SmPolicy -PolicyName TESTPolicy
    -PluginPolicyType SCSQL -PolicyType Backup
    -SqlBackupType FullBackup -Verbose

    この例では、Windowsファイルシステムのバックアップ タイプ「CrashConsistent」を指定して新しいバックアップ ポリシーを作成しています。

    PS C:\> Add-SmPolicy -PolicyName FileSystemBackupPolicy
    -PluginPolicyType SCW -PolicyType Backup
    -ScwBackupType CrashConsistent -Verbose
  3. Get-SmResourcesコマンドレットを使用してホスト リソースを検出します。

    この例では、指定したホスト上でMicrosoft SQLプラグインのリソースを検出しています。

    C:\PS>PS C:\> Get-SmResources -HostName vise-f6.sddev.mycompany.com
    -PluginCode SCSQL

    この例では、指定したホスト上でWindowsファイルシステムのリソースを検出しています。

    C:\PS>PS C:\> Get-SmResources -HostName vise2-f6.sddev.mycompany.com
    -PluginCode SCW
  4. Add-SmResourceGroupコマンドレットを使用して、SnapCenterに新しいリソース グループを追加します。

    この例では、ポリシーとリソースを指定して新しいSQLデータベース バックアップ リソース グループを作成しています。

    PS C:\> Add-SmResourceGroup -ResourceGroupName AccountingResource
    -Resources @{"Host"="visef6.org.com";
    "Type"="SQL Database";"Names"="vise-f6\PayrollDatabase"}
    -Policies "BackupPolicy"

    この例では、ポリシーとリソースを指定して新しいWindowsファイルシステム バックアップ リソース グループを作成しています。

    PS C:\> Add-SmResourceGroup -ResourceGroupName EngineeringResource
    -PluginCode SCW -Resources @{"Host"="WIN-VOK20IKID5I";
    "Type"="Windows Filesystem";"Names"="E:\"}
    -Policies "EngineeringBackupPolicy"
  5. New-SmBackupコマンドレットを使用して、新しいバックアップ ジョブを開始します。

    PS C:> New-SmBackup -ResourceGroupName PayrollDataset -Policy FinancePolicy
  6. Get-SmBackupReportコマンドレットを使用して、バックアップ ジョブのステータスを表示します。

    この例では、指定した日に実行されたすべてのジョブの概要レポートを表示しています。

    PS C:\> Get-SmJobSummaryReport -Date '1/27/2016'

コマンドレットで使用できるパラメーターとその説明は、Get-Help command_nameを実行して確認できます。

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