ターゲットSQL Serverインスタンスがオンラインで、稼働している必要があります。

これは、ユーザーデータベースのリストア処理とシステムデータベースのリストア処理の両方に当てはまります。
リモート管理サーバーまたはリモート検証サーバー上でスケジュールされているジョブも含め、リストアするSQL Serverデータに対して実行予定のSnapCenter処理をすべて無効にしておく必要があります。
システムデータベースが機能していない場合は、最初にSQL Serverユーティリティーを使用してシステムデータベースを再構築しておく必要があります。
プラグインをインストールするときに、可用性グループ（AG）のバックアップをリストアする権限を他のロールに付与します。

次のいずれかの条件に該当する場合、AGのリストアが失敗します。
- RBACユーザーがプラグインをインストールし、管理者がAGバックアップをリストアしようとした場合
- 管理者がプラグインをインストールし、RBACユーザーがAGバックアップをリストアしようとした場合
カスタムログディレクトリーのバックアップを代替ホストにリストアする場合は、SnapCenter Serverとプラグインホストに同じバージョンのSnapCenterがインストールされている必要があります。
マイクロソフトの更新プログラムKB2887595をインストールしておく必要があります。KB2887595の詳細については、Microsoftのサポートサイトを参照してください。

Microsoftのサポート記事2887595：「Windows RT 8.1, Windows 8.1, and Windows Server 2012 R2 update rollup: November 2013」
リソースグループまたはデータベースをバックアップしておく必要があります。
Snapshotコピーをミラーまたはバックアップにレプリケートするユーザーには、SnapCenter管理者がユーザーに対してソースとデスティネーションの両方のボリューム用にStorage Virtual Machine（SVM）を割り当てておく必要があります。

管理者によるユーザーへのリソースの割り当てについては、SnapCenterのインストール情報を参照してください。
データベースをリストアする前に、すべてのバックアップジョブとクローンジョブを停止しておく必要があります。
データベースのサイズがテラバイト（TB）単位の場合、リストア処理がタイムアウトになることがあります。

Set-SmConfigSettings -Agent -configSettings @{"RESTTimeout" = "20000000"}コマンドを実行して、SnapCenter ServerのRESTTimeoutパラメーターの値を20,000,000ミリ秒に増やす必要があります。タイムアウト値は、データベースのサイズに応じて変更できます。設定可能な最大値は、86,400,000ミリ秒です。

データベースがオンライン状態のときにリストアする場合は、[リストア]ページでオンラインリストアオプションを有効にする必要があります。