SnapCenter Software 5 マニュアル ( CA08871-403 )
SnapCenter Serverのアップグレード
SnapCenter Serverインストーラの実行ファイルを使用して、SnapCenter Serverをアップグレードできます。
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SnapCenterホストにWindowsの最新の更新プログラムが適用されていて、システムの再起動が完了している必要があります。
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アップグレード処理を開始する前に、他の処理が実行されていないことを確認する必要があります。
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実行中のジョブがないことを確認したら、SnapCenterリポジトリ(MySQL)データベースをバックアップする必要があります。SnapCenter ServerとExchangeプラグインをアップグレードする前に、これを行っておくことが推奨されます。
詳細については、「SnapCenterリポジトリのバックアップ」を参照してください。
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SnapCenter Serverホストまたはプラグイン ホストで変更したSnapCenter構成ファイルをすべてバックアップする必要があります。
SnapCenter構成ファイルの例としては、SnapDriveService.exe.configやSMCoreServiceHost.exe.configなどがあります。
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アップグレード中、ホストは自動的にメンテナンス モードになるため、スケジュールされたジョブを実行できなくなります。アップグレードが完了すると、メンテナンス モードは自動的に終了します。
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アップグレード中に、SQLスクリプトが実行されて、NSMデータベース内のExchangeデータが更新され、DAGとホストの省略名がFQDNに変換されます。これは、SnapCenter ServerとExchangeプラグインを併用している場合にのみ該当します。
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アップグレード処理を開始する前にホストを手動でメンテナンス モードにした場合は、アップグレード後に[ホスト] > [Activate Schedule]をクリックして手動でメンテナンス モードを終了する必要があります。
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SnapCenter Plug-in for Microsoft SQL Server、SnapCenter Plug-in for Microsoft Exchange Server、SnapCenter Plug-in for Microsoft Windowsでは、SCRIPTS_PATHを実行するために、サーバーとプラグイン ホストの両方をバージョン4.7にアップグレードすることが推奨されます。
ポリシーでプリスクリプトとポストスクリプトを有効にしている既存のバックアップ スケジュールと検証スケジュールについては、アップグレード後もバックアップ処理は引き続き機能します。
[Job details]ページに、スクリプトをSCRIPTS_PATHにコピーし、ポリシーを編集してSCRIPTS_PATHの相対パスを指定することを推奨する警告メッセージが表示されます。クローン ライフサイクル ジョブについては、サブジョブ レベルで警告メッセージが表示されます。
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SnapCenter Serverのインストール パッケージを富士通ダウンロードサイト、またはSupportDesk-Webからダウンロードします。
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C:\Program Files\Fujitsu\SnapCenter WebAppにあるweb.configのコピーを作成します。
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アップグレードが失敗した場合にプラグイン ホストに関連するSnapCenterスケジュールをリストアできるよう、Windowsタスク スケジューラから該当するスケジュールをエクスポートしておきます。
md d:\\SCBackup
schtasks /query /xml /TN taskname >> "D:\SCBackup\taskname.xml"
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リポジトリのバックアップが設定されていない場合は、SnapCenter MySQLデータベース ダンプを作成します。
md d:\\SCBackup
mysqldump --all-databases --single-transaction --add-drop-database --triggers --routines --events -u root -p > D:\SCBackup\SCRepoBackup.dmp
プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。
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ダウンロードした.exeファイルをダブルクリックして、SnapCenter Serverのアップグレードを開始します。
アップグレードを開始するとすべての事前チェックが実行され、最小要件を満たしていない場合にはエラーまたは警告メッセージが表示されます。警告メッセージは無視してインストールを続行できます。ただし、エラーは修正する必要があります。
SnapCenterは、以前のバージョンのSnapCenter Serverのインストール時に指定したMySQL Serverリポジトリ データベースの既存のパスワードを引き続き使用します。 -
[Upgrade]をクリックします。
アップグレードの途中で[Cancel]ボタンをクリックすると、アップグレードのワークフローがキャンセルされます。キャンセルしてもSnapCenter Serverは以前の状態にロールバックされません。
ベストプラクティス: SnapCenter GUIにアクセスするには、SnapCenterからログアウトしてログインし直すか、ブラウザーを閉じてから新しく開き直す必要があります。
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sudoユーザーを使用してプラグインをインストールした場合は、C:\ProgramData\Fujitsu\SnapCenter\Package Repository\oracle_checksum.txtにあるsha224キーをコピーして、/etc/sudoersファイルを更新する必要があります。
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ホスト上のリソースを新しく検出する必要があります。
ホストのステータスが「stopped」と表示されている場合は、新しい検出を実行できるようになるまで、しばらくお待ちください。HostRefreshIntervalパラメーターの値(デフォルト値は3,600秒)は、10分を超える任意の値に変更することもできます。
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アップグレードに失敗した場合は、失敗したインストールをクリーンアップし、以前のバージョンのSnapCenterを再インストールし、その後NSMデータベースを以前の状態にリストアする必要があります。
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SnapCenter Serverホストをアップグレードしたら、ストレージ システムを追加する前にプラグインもアップグレードする必要があります。