エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

SnapCenter Software 6 マニュアル ( CA08871-404 )

SnapCenter Plug-in for SAP HANA Databaseの概要

SnapCenter Plug-in for SAP HANA Databaseは、SAP HANAデータベースに対応したデータ保護管理を提供する、SnapCenterソフトウェアのホスト側コンポーネントです。Plug-in for SAP HANA Databaseは、SnapCenter環境でのSAP HANAデータベースのバックアップ、リストア、およびクローニングを自動化します。

SnapCenterは、単一コンテナとマルチテナント データベース コンテナ(MDC)をサポートします。Plug-in for SAP HANA Databaseは、WindowsとLinuxのどちらの環境でも使用できます。HANAデータベース ホストにインストールされていないプラグインは、一元化されたホスト プラグインと呼ばれます。一元化されたホスト プラグインでは、異なるホストにまたがる複数のHANAデータベースを管理できます。

Plug-in for SAP HANA Databaseがインストールされている場合は、SnapCenterとSnapMirrorテクノロジを使用して、バックアップ セットのミラー コピーを別のボリュームに作成できます。また、このプラグインをSnapVaultテクノロジとともに使用して、標準への準拠を目的としたDisk to Disk バックアップ レプリケーションを実行することもできます。

Plug-in for SAP HANA Databaseは、SnapMirror Active Sync(当初はSnapMirrorビジネス継続性[SM-BC]としてリリース)をサポートしています。これにより、サイト全体の障害が発生した場合でもビジネス サービスの運用を継続でき、アプリケーションがセカンダリー コピーを使用して透過的にフェイルオーバーできるようになります。SnapMirror Active Syncでフェイルオーバーをトリガーするために、手動操作や追加のスクリプト作成は必要ありません。

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