SnapCenter Software 4.9

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ホストを追加してSnapCenter Plug-in for Microsoft Exchange Serverをインストールするための前提条件

ホストを追加してプラグイン パッケージをインストールする前に、すべての要件を満たしておく必要があります。

  • iSCSIを使用している場合は、iSCSIサービスが実行されている必要があります。

  • ローカル管理者権限があり、リモート ホストに対してローカル ログインのアクセス許可があるドメイン ユーザーが必要です。

  • スタンドアロン構成およびデータベース可用性グループ構成にMicrosoft Exchange Server 2013、2016、または2019を使用している必要があります。

  • Windowsホストにプラグインをインストールする際、組み込みでないクレデンシャルを指定する場合や、ユーザーがローカル ワークグループに属している場合は、ホストのUACを無効にする必要があります。

  • SnapCenterでクラスタ ノードを管理する場合は、クラスタ内のすべてのノードに対する管理者権限があるユーザーが必要です。

  • Exchange Serverの管理権限があるユーザーが必要です。

  • SnapManager for Microsoft Exchange ServerとSnapDrive for Windowsがすでにインストールされている場合は、SnapCenterを使用してデータを確実に保護するために、同じExchange ServerにPlug-in for Exchangeをインストールする前にSnapDrive for Windowsが使用するVSSハードウェア プロバイダーの登録を解除しておく必要があります。

  • SnapManager for Microsoft Exchange ServerとPlug-in for Exchangeが同じサーバーにインストールされている場合は、SnapManager for Microsoft Exchange Serverで作成したすべてのスケジュールをWindowsスケジューラで中断または削除する必要があります。

  • サーバーからホストを完全修飾ドメイン名(FQDN)に解決できる必要があります。解決可能にするためにhostsファイルを変更して短縮名とFQDNの両方をhostsファイルで指定する場合は、SnapCenterのhostsファイルに次の形式でエントリを作成します。 <ip_address> <host_fqdn> <host_name>

  • 次のポートがファイアウォールでブロックされていないことを確認します。ブロックされていると、ホストの追加処理に失敗します。この問題を解決するには、動的ポート範囲を設定する必要があります。詳細については、Microsoftのドキュメントを参照してください。

    • Windows Server 2016とExchange Server 2016のポート範囲は50,000~51,000です。

    • Windows Server 2012 R2とExchange Server 2013のポート範囲は6,000~6,500です。

    • Windows Server 2019のポート範囲は49,152~65,536です。

ポート範囲を特定するには、次のコマンドを実行します。

  • netsh int ipv4 show dynamicport tcp

  • netsh int ipv4 show dynamicport udp

  • netsh int ipv6 show dynamicport tcp

  • netsh int ipv6 show dynamicport udp

SnapCenter Plug-ins Package for Windowsをインストールするホストの要件

SnapCenter Plug-ins Package for Windowsをインストールする前に、ホスト システムのスペースとサイジングに関する基本的な要件を理解しておく必要があります。

項目 要件

オペレーティング システム

Microsoft Windows

サポートされているバージョンに関する最新の情報については、富士通営業にお問い合わせくださ い。

ホスト上のSnapCenterプラグインに必要な最小RAM

1GB

ホスト上のSnapCenterプラグインに必要なインストールおよびログの最小スペース

5GB

十分なドライブ スペースを割り当てて、ログ フォルダーによるストレージ消費を監視する必要があります。必要なログ スペースは、保護対象のエンティティの数とデータ保護処理の頻度によって異なります。十分なドライブ スペースがない場合は、最近実行した処理のログが作成されません。

必要なソフトウェア パッケージ

  • Microsoft .NET Framework 4.7.2以降

  • Windows Management Framework(WMF)4.0以降

  • PowerShell 4.0以降

サポートされているバージョンの詳細については、富士通営業にお問い合わせください。

必要とされるExchange Serverの権限

SnapCenterでExchange ServerまたはDAGを追加し、SnapCenter Plug-in for Microsoft Exchange ServerをホストまたはDAGにインストールできるようにするには、最小限の権限とアクセス許可を持つユーザーのクレデンシャルを使用してSnapCenterを設定する必要があります。

ドメイン ユーザーには、ローカル管理者権限、リモートExchangeホストに対するローカル ログイン権限、およびDAG内のすべてのノードに対する管理権限が必要です。ドメイン ユーザーに必要な最小権限は次のとおりです。

  • Add-MailboxDatabaseCopy

  • Dismount-Database

  • Get-AdServerSettings

  • Get-DatabaseAvailabilityGroup

  • Get-ExchangeServer

  • Get-MailboxDatabase

  • Get-MailboxDatabaseCopyStatus

  • Get-MailboxServer

  • Get-MailboxStatistics

  • Get-PublicFolderDatabase

  • Move-ActiveMailboxDatabase

  • Move-DatabasePath -ConfigurationOnly:$true

  • Mount-Database

  • New-MailboxDatabase

  • New-PublicFolderDatabase

  • Remove-MailboxDatabase

  • Remove-MailboxDatabaseCopy

  • Remove-PublicFolderDatabase

  • Resume-MailboxDatabaseCopy

  • Set-AdServerSettings

  • Set-MailboxDatabase -allowfilerestore:$true

  • Set-MailboxDatabaseCopy

  • Set-PublicFolderDatabase

  • Suspend-MailboxDatabaseCopy

  • Update-MailboxDatabaseCopy

Windows Server 2012以降でのgMSAの設定

SnapCenter Plug-ins Package for Windowsをインストールする前に、ホスト システムのスペースとサイジングに関する基本的な要件を理解しておく必要があります。

項目 要件

オペレーティング システム

Microsoft Windows

サポートされているバージョンに関する最新の情報については、富士通営業にお問い合わせくださ い。

ホスト上のSnapCenterプラグインに必要な最小RAM

1GB

ホスト上のSnapCenterプラグインに必要なインストールおよびログの最小スペース

5GB

十分なドライブ スペースを割り当てて、ログ フォルダーによるストレージ消費を監視する必要があります。必要なログ スペースは、保護対象のエンティティの数とデータ保護処理の頻度によって異なります。十分なドライブ スペースがない場合は、最近実行した処理のログが作成されません。

必要なソフトウェア パッケージ

  • Microsoft .NET Framework 4.7.2以降

  • Windows Management Framework(WMF)4.0以降

  • PowerShell 4.0以降

サポートされているバージョンの詳細については、富士通営業にお問い合わせください。

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