SnapCenter Software 4.9

to English version

プリスクリプトとポストスクリプト

カスタムのプリスクリプトとポストスクリプトをデータ保護処理の一部として使用することができます。これらのスクリプトによって、データ保護ジョブの前後の処理を自動化できます。たとえば、データ保護ジョブのエラーや警告を自動的に通知するスクリプトを組み込むことができます。プリスクリプトとポストスクリプトを設定する前に、スクリプトを作成するための要件を理解しておく必要があります。

サポートされるスクリプト タイプ

Windowsでは、次の種類のスクリプトがサポートされています。

  • バッチ ファイル

  • PowerShellのスクリプト

  • Perlスクリプト

UNIXでは、次の種類のスクリプトがサポートされています。

  • Perlスクリプト

  • Pythonスクリプト

  • シェル スクリプト

    デフォルトのBashシェルに加えて、shシェル、kシェル、cシェルなど他のシェルもサポートされています。

スクリプト パス

SnapCenter処理の一部としてストレージ システム(仮想化されているかどうかにかかわらず)に対して実行されるプリスクリプトとポストスクリプトは、すべてプラグイン ホスト上で実行されます。

  • Windowsスクリプトが、プラグイン ホスト上にある必要があります。

プリスクリプトやポストスクリプトのパスに、ドライブや共有を含めることはできません。パスは、SCRIPTS_PATHの相対パスである必要があります。
  • UNIXスクリプトが、プラグイン ホスト上にある必要があります。

スクリプト パスは、実行時に検証されます。

スクリプトを指定する場所

スクリプトはバックアップ ポリシーに指定します。バックアップ ジョブが開始されると、ポリシーによってスクリプトがバックアップされるリソースに自動的に関連付けられます。バックアップ ポリシーの作成時に、プリスクリプトとポストスクリプトの引数を指定できます。

複数のスクリプトを指定することはできません。

スクリプトのタイムアウト

デフォルトでは、タイムアウトは60秒に設定されています。タイムアウト値は変更できます。

スクリプト出力

Windowsでは、プリスクリプトとポストスクリプトの出力ファイルが格納されるデフォルト ディレクトリーは、Windows\System32です。

UNIXには、プリスクリプトとポストスクリプトが格納されるデフォルトの場所はありません。出力ファイルは、任意の場所にリダイレクトできます。

Top of Page