エフサステクノロジーズ株式会社

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SnapCenter Software 5 マニュアル ( CA08871-403 )

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PowerShellコマンドレットを使用したExchangeリソースのリストア

Exchangeデータベースをリストアするときは、SnapCenter Serverとの接続セッションを開始し、バックアップの一覧を表示し、バックアップ情報を取得し、バックアップをリストアします。

PowerShellコマンドレットを実行できるように環境を準備しておく必要があります。

タスク概要

SnapLockが有効なポリシーの場合、ONTAP 9.12.1以前のバージョンでは、Snapshotコピーのロック期間を指定すると、リストアの一環として改ざん防止Snapshotコピーから作成されたクローンにSnapLockの有効期限が継承されます。SnapLockの有効期限が過ぎたあと、ストレージ管理者がクローンを手動でクリーンアップする必要があります。

手順
  1. Open-SmConnectionコマンドレットを使用して、指定のユーザーでSnapCenter Serverとの接続セッションを開始します。

    Open-smconnection  -SMSbaseurl  https://snapctr.demo.fujitsu.com:8146/
  2. Get-SmBackupコマンドレットを使用して、リストアする1つまたは複数のバックアップに関する情報を取得します。

    この例では、使用可能なすべてのバックアップに関する情報を表示しています。

    PS C:\> Get-SmBackup
    
    BackupId                      BackupName                    BackupTime                    BackupType
    --------                      ----------                    ----------                    ----------
    341                           ResourceGroup_36304978_UTM... 12/8/2017 4:13:24 PM          Full Backup
    342                           ResourceGroup_36304978_UTM... 12/8/2017 4:16:23 PM          Full Backup
    355                           ResourceGroup_06140588_UTM... 12/8/2017 6:32:36 PM          Log Backup
    356                           ResourceGroup_06140588_UTM... 12/8/2017 6:36:20 PM          Full Backup
  3. Restore-SmBackupコマンドレットを使用して、バックアップからデータをリストアします。

    この例では、最新の状態へのバックアップをリストアしています。

    C:\PS> Restore-SmBackup -PluginCode SCE -AppObjectId 'sce-w2k12-exch.sceqa.com\sce-w2k12-exch_DB_2' -BackupId 341 -IsRecoverMount:$true

    この例では、ポイントインタイム バックアップをリストアしています。

    C:\ PS> Restore-SmBackup -PluginCode SCE -AppObjectId 'sce-w2k12-exch.sceqa.com\sce-w2k12-exch_DB_2' -BackupId 341 -IsRecoverMount:$true -LogRestoreType ByTransactionLogs -LogCount 2

    この例では、セカンダリー ストレージのバックアップをプライマリー ストレージにリストアしています。

    C:\ PS> Restore-SmBackup -PluginCode 'SCE' -AppObjectId 'DB2' -BackupId 81 -IsRecoverMount:$true -Confirm:$false
    -archive @{Primary="paw_vs:vol1";Secondary="paw_vs:vol1_mirror"} -logrestoretype All

    -archiveパラメーターを使用すると、リストアに使用するプライマリー ボリュームとセカンダリー ボリュームを指定できます。

    -IsRecoverMount:$trueパラメーターを使用すると、リストア後にデータベースをマウントできます。

コマンドレットで使用できるパラメーターとその説明は、Get-Help command_nameを実行して確認できます。

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