SnapCenter Software 4.9

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Oracleデータベースのバックアップ処理のキャンセル

実行中のバックアップ処理、キューに登録されたバックアップ処理、応答しないバックアップ処理をキャンセルできます。

バックアップ処理をキャンセルするには、SnapCenter管理者またはジョブ所有者としてログインする必要があります。

タスク概要

バックアップ処理をキャンセルすると、SnapCenter Serverにより処理が停止されます。作成されたバックアップがSnapCenter Serverに登録されていない場合、ストレージからすべてのSnapshotコピーが削除されます。バックアップがすでにSnapCenter Serverに登録されている場合、キャンセルがトリガーされても、すでに作成されているSnapshotコピーはロールバックされません。

  • キャンセルできるのは、キューに登録されているか実行中のログ バックアップまたはフル バックアップの処理だけです。

  • 検証の開始後は、処理をキャンセルできません。

    検証前に処理をキャンセルすると、処理はキャンセルされ、検証処理は実行されません。

  • カタログ処理が開始されたあとにバックアップ処理をキャンセルすることはできません。

  • バックアップ処理は、[モニタ]ページまたは[Activity]ペインでキャンセルできます。

  • SnapCenter GUIからだけでなく、CLIコマンドを使用して処理をキャンセルすることもできます。

  • キャンセルできない処理では、[ジョブをキャンセル]ボタンは無効になります。

  • ロールの作成時に[Users\Groups]ページで、[All members of this role can see and operate on other members objects]を選択した場合は、そのロールの使用中に、他のメンバーのキューに登録されたバックアップ処理をキャンセルできます。

手順

次のいずれかを実行します。

方法 操作

[モニタ]ページ

  1. 左側のナビゲーション ペインで、[モニタ] > [ジョブ]の順にクリックします。

  2. 処理を選択し、[ジョブをキャンセル]をクリックします。

[Activity]ペイン

  1. バックアップ ジョブが開始されたら、[Activity]ペインでactivity pane iconをクリックして最新の5つの処理を表示します。

  2. 処理を選択します。

  3. [Job Details]ページで、[ジョブをキャンセル]をクリックします。

結果

処理がキャンセルされ、リソースが元の状態に戻ります。

キャンセルした処理がキャンセル中または実行中の状態で応答しない場合は、Cancel-SmJob -JobID <int> -Forceを実行してバックアップ処理を強制的に停止する必要があります。

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